INFORMATION

Theatre Polyphonic第6回公演 
Musical「ボクが死んだ日はハレ」
情報公開いたしました。
こちらの、公演HPよりご覧下さい。
https://polypho.wixsite.com/harebare

石丸さち子 作/作詞/演出の Musical ”Color of Life" が

第24回読売演劇大賞 中間選考会にて、

作品賞と演出家賞にノミネートされました。

この作品を支えてくださった関係者の皆様、
ご覧いただいたお客さまに、
心から感謝いたします。
これを励みに、
一作一作、大切に生み出していこうと思います。


【2017年】

作・演出

Angel」(2016年6月の好評舞台、早くも再演いたします。)
@イマジンスタジオ(主演:大野幸人)2017/1/21-22

演出
朗読劇「旅猫リポート」 2017/1/25-29
@博品館劇場(出演:磯貝龍虎、伊万里有、植田圭輔、碕理人、鳥越裕貴)

作・作詞・演出
Color of Life」(読売演劇大賞前期で作品賞と演出賞にノミネートされました。)
@博品館劇場  2017/3/2-5 (出演:上口耕平、AKANE LIV)


【2016年】

構成・演出
I LOVE MUSICAL」(ミュージカルコンサート)@グローブ座 2016/12/17-18

作・演出

「この泡の消えるまで」@アトリエカノン(主演:金すんら)2016/11/11-15

脚本原案・作詞

ダニー・ボーイズ」@国際フォーラムC  2016/10/26-29

作・演出
「Angel」@イマジンスタジオ(主演:大野幸人)2016/6/24-26

演出
清水邦夫作「楽屋」@梅ヶ丘BOX  2016/3/28-4/1

作・作詞・演出
Color of Life」 @東京芸術劇場シアターイースト
2016/3/25-31 上口耕平×AKANE LIV   鈴木勝吾×はねゆり

上演台本・演出
シュニッツラー作「盲目のジェロニモとその兄」2016/1/9/14
@青山DDDクロスシアター 原嶋元久×水石亜飛夢


【2015年】

作・作詞・演出

「Sleeping Beauties 夢をあやつるマブの女王」@三越劇場
@兵庫県立芸術文化センター 2015/10/7-12

演出
「芥川龍之介の恋」@JZBrats 演出(主演:木ノ本嶺浩)8/1-2

構成・演出
「魅惑のチェーホフ」@クロス青山DDDTheater 7/9-12
 (主演:輝馬、山本一慶、岸本卓也、黒羽麻璃央)

作・演出
「サンタ・エビータ タンゴの調べに蘇る魂」
 @クロス青山DDDTheater 3/25-29 主演:水夏希・今井清隆


「女優~松井須磨子、愛と舞台に生きて」@兵庫芸術劇場   
   主演:名取裕子


”Color of Life”が

MITFアワードで四つの最優秀賞を獲得しました!

Nyaward

最優秀作品賞……Color of Life

最優秀作詞・作曲賞……石丸さち子・伊藤靖浩

最優秀演出賞……石丸さち子

最優秀主演女優賞…

…Shino Frances

FacebookOfficial Site 受賞を伝えるNYの新聞


これまでの公演記録は

石丸さち子 OfficialWebSite

をご覧下さい。

2017年6月19日 (月)

▶父と娘と「ボクハレ」と

「父の日に電話できなくてごめんね」と父に今日電話をして、
ふと母の思い出を話したら、
「ママの話はやめて、またつらなるから。」と、父が言う。
複雑な出生と成長期を過ごした父には、
母は生涯をともにするたった一人の人だった。

わたしが今、台本を書き、演出をしている「ボクが死んだ日はハレ」にも、
同じような境遇の登場人物が出てくる。
どうしても父に見てほしくって何度も「東京まで出てこない?」と誘っているが、まだ、そこまでの元気は出ないらしい。
五ヶ月という時間は、
娘に台本を書かせ、作品に昇華させる力を与えてくれたが、
父は、喪ったままだ。

趣味を見つけてほしくって贈ったパソコンは気にいってくれていて、
パソコン教室に通いはじめたものの。
高齢者対象ののんびりしたクラスみたいで、
「この間アンケートを書け言われたから『じいさんばあさんの寄り合いみたいや』て書いといた」とか。
さすが、わたしの父。
でも、USBがないと保存できないからと購入したり、
ネット契約勧誘の電話がガンガンかかってくるとか、
なんだか怪しいので、
わたしが出動する必要を感じている。

本番まで稽古休みはたぶん二日。
とは言え、稽古休みは、いつも、より仕事に追われるわたし。
でも、新幹線で仕事すればなんとかなる!
うーん、わたし自身にも休みは必要か?
とか、娘は、あれこれ、あれこれ。

「ボクが死んだ日はハレ」は、心の話。
「生」きることと、生まれたからには必ずついてくる「死」の話。
これに、今、すべてをかけている。
素晴らしい音楽が生まれ、
何の法則にもとらわれない、
世界にたったひとつのミュージカルが生まれつつある。
ともに創るキャストスタッフが、この作品を最高に愛してくれていて、
わたしは幸せ。

国が揺れていることにいつも心とらわれつつ、
それでも演劇だけ創り続けることに、
今は疑問を持っていない。
「心」を描くこと。
わたしが出来ることを。

▶STONE CIRCLE TICKET CLUBへのお誘い。

石丸さち子の手がける作品(演出、脚本、翻訳等)の公演をいち早くご案内し、
チケットの先行予約をご案内するクラブができました。

名づけて「STONE CIRCLE TICKET CLUB」。

2017年に入ってから、
1月「Angel」(作・演出)
2月「旅猫リポート」(演出)
3月「Color of Life」(作・演出)
を上演し、これから、
7月「ボクが死んだ日はハレ」(企画・作・演出)
9月「サンタ・エビータ」(作・演出)
11月「スカーレット・ピンパーネル」(演出)
と、上演作品が予定されています。

石丸作品に興味をお持ちくださった皆様に、
是非、これからの作品を優先的にご案内させて頂きたいと願っています。
いろんな場所で、いろんな形で、作品を創っていますが、
わたしの作品はすべて繋がっています。
是非、続けて、感じて頂きたいのです。

どうぞどうぞご参加ください。


STONE CIRCLE TICKET CLUB
【入会金】 2000円
【年会費】 なし
【活動】  石丸さち子の演出、脚本、翻訳作品などのチケット先行予約
【入会申込方法】  入会ご希望の方は、メールに必要事項ご記入の上、
ishimaru@voiceofjapan.co.jp
までお申し込みください。
※印は入力必須項目です。
1、名前 
2、フリガナ 
3、郵便番号 
4、住所 
5、電話番号 
6、FAX番号 
7、メールアドレス 
8、メールアドレス(再入力) 
9、生年月日 
10、性別

折り返し、仮登録完了メールをお送り致します。

●登録手続きに時間がかかる場合がございます。ご了承ください。
●ご登録の情報は、Stonecircleからの連絡のために利用いたします。
●個人情報を当該業務の委託に必要な範囲で委託先に提供する場合や、
関係法令により認められる場合等を除き、
お客様の事前の承諾なく第三者に提供することはありません。

2017年6月 9日 (金)

▶チケットの転売に直面して

誤解を招く表現を削除しました。
21:21

======

新作「ボクが死んだ日はハレ」の稽古は、歌稽古を終え、
明日から本稽古に入ります。その準備に余念がありませんが、
その前にどうしても書いておかねば進めないことがあります。

この公演のチケット転売についてです。 
晴れ晴れとした気持ちで迎える稽古ですが、
この問題だけは、心に重くのしかかっています。 

音楽業界でも演劇業界でも、
この問題は根深く、なかなか取り締まり切れないこと、
その現状について、今まで以上に考えることになりました。
わたしたちの公演が、それに対処できない形で券売をしたのは、
大きな反省です。

先日、チケットの転売ではじめて詐欺容疑で立件されたニュースを見つけました。
http://www.sankei.com/west/news/170607/wst1706070047-n1.html
音楽業界でも、この問題に立ち向かう動きがあるようです。
https://www.tenbai-no.jp/

わたしたちの公演は、90席余が9公演の、
非常に小規模なものです。 
その中から、かなりの割合のチケットが、高額転売されています。
そして、それでも観たいと購入されるお客さまがたくさんいることも見てきました。
その流れを、今回、わたしたちは止めることができませんでした。
「買わないでください」と、すぐに断固として宣言することができませんでした。

高額すぎるチケットは、きっと売れ残ることもあるでしょう。
本来、売れ残るべきなのです。この流れを止めるためには。
わたしたちが心を込めて創る作品が幕を開けて、
空いた席を見るのはとても辛いことですが……。
また、高価なチケットをご入手いただいた方には、
申し訳ない気持ちとともに、全力でその「観たい」に応えたいと思います。
この二律背反な気持ちは、言葉では説明のつかないものです。 

演劇は、長い時間をかけて、たくさんの専門家が協力しあって、創り上げる、とても人間的な芸術です。舞台には、俳優やスタッフの人生(経験値)や愛情が、綾織りのように織り込まれているのです。
その作品を、人生の中のたった2時間ほどの体験を、お客さまに、チケット代として、等価交換で買っていただくのです。

わたしは、長年この仕事を心から愛してきましたから、
その流れを心ない人たちに崩されるのが、悔しくてなりません。
しかしながら、金銭を得るためにはどんな手段をも選ばない人々が生まれるのは、
物心全般、貨幣が取り持つ世の中では、止めることができないことです。
そういう「世界」に面と向かって、
わたしは、わたしたちの見たい「世界」を描くしかありません。
チケットを手にいれ、足を運んでくださったお客さまに、
その「世界」を届けるよりほかありません。

日頃、自分は演劇者なので、言いたいことはすべて作品の中でと思っています。
問題提議したり警鐘を鳴らす形でも、
世の憂さを劇場にいる間すっきり忘れるエンタテイメントを提供する形でも。

でも、この転売問題に関しては、作品だけでは伝わらないと感じ、
ブログに思いをまとめて、作品の創作に進みます。


今回の公演だけでは、お答えできることとできないことがありますが、
千穐楽を迎えるまで、万全の体制を、スタッフと相談してまいります。
そして、まずは愛される作品を創り、再演など、次の道を考えます。

後日、正式に公演HPで発表いたしますが、
当日券はお出しする方向で進んでおります。
小劇場ゆえ、受付スペースも広くはありません。
近隣に迷惑の出ない形で、体制を整えますので、
今しばらくお待ちください。

公演HP
https://polypho.wixsite.com/harebare 

 

あらゆる形で、この作品を楽しみにしてくださっている方々に感謝し、
わたしたちは、質の高い、人の心に残る作品を創ることに、
邁進いたします。 

 

演出家 劇作家
Theatre Polyphonic主宰
石丸さち子 

※転載はお断りいたします。
※言葉では伝わらないことをあえて言葉にしております。
一部分の抜粋もされないよう、お願いいたします。 

 

==========追記==========

先ほど、稽古開始に向けてあえて言葉にした、
チケットの転売について、
Twitterで、先ほどのポストを読み悲しまれる方の声が届きました。
わたし自身、胸が痛くなりました。
誤解を生む表現があったようなので、 
追記します。

===

転売を専門にする方たちがチケットを購入されたと認識しています。

出演者の責任では全くありませんし、
責められる理由など微塵もありません。
ボクハレチームは、出会ったばかりですが、
きっとこれから絶大なる信頼と友情で結ばれていくことでしょう。

責任は、主宰のわたしにあります。
それは、先ほどのポストで記した通りです。 

 

問題は、誰かが誰かを愛する気持ち、大切に思う気持ちに、
つけこむ人たちがいることです。

明日から、まさに、
「誰かが誰かを愛する気持ち、大切に思う気持ち」
についての作品を創っていきます。 


言葉は、あるときは届き、
あるときは人を傷つける可能性のあるものだと自覚して、
明日からの稽古に向かいます。

 

石丸さち子

 

 

 


 

 

 

2017年6月 3日 (土)

▶五月の風と、優しい牛丼。

記憶に残る食事は?
という質問。
何度か訊かれたことがあったから、いつでも答えられる。
母の作ってくれた家族の食事をいれると大変なことになるから、別枠として……
1位はスペインにて旅公演中。
2位は東京湾近辺にてデート中。
3位は、築地本願寺にて。

1986年、わたしが俳優としてNINAGAWA STUDIOに入った年。
平さんのオイディプス王、野外公演。
築地本願寺の本堂と階段、境内を縦横無尽に駆け抜けてテーバイの市民として平さんに向かい続けるのは、
最高に幸せだった。
でも、みんなへとへとで。
ゴールデンウィーク前の野外の夜稽古はまだまだ寒くって、
烈しく動いた後に、どんどん汗が冷えて凍えそうだった。
そして、歌いまくり動きまくりで、おなかぺこぺこで。

稽古終わりに、100人近くいたスタッフキャストに、
Y屋の牛丼が届いた。
蜷川さんからの差し入れ。
稽古着浴衣のまま、本願寺の境内で、みんなと食べた。
あんなに美味しい夕飯、あんなに楽しい夕飯、なかった。

蜷川さんの演助を始めてからは、
よく帰り道、車に乗っけてもらってお肉を食べに連れていってもらったけれど、
あの俳優時代の牛丼の味は、
蜷川さんのもとで商業演劇に出始めた頃の未来への期待や、
平さんとご一緒できる興奮や、
演じる心と体の熱さの余韻とともに、
きっと一生忘れない。
きっと最期まで思い出す。

だから、時々、すごく牛丼が食べたくなる。

今日も、五月の心地よい外に背を向け、
ひたすら仕事に埋没する自分が、少し寂しくなった。

散歩に出て、DVDを借り、スタバでコーヒーを買い、
ワンピースの裾が五月の風と遊ぶのを楽しみながら、
牛丼を買って帰った。

牛丼を食べたら、ちょっと泣いてしまったので、
こうして書いている。

今踏み出す一歩を、支えてくれるのは、
過去、現在、未来のすべて。
でも、いちばん優しいのは、過去、かもしれない。
向き合って闘う必要がない。
過去は、振り向けば、閑かにそこにある。

牛丼メランコリーが終わったら、
ブエノスアイレスの過去に戻るよ。
「ボクが死んだ日はハレ」本稽古が始まるまで、
「サンタ・エビータ」のリライトに全力。

 
 
 

2017年5月22日 (月)

▶新作を創るということ。「ボクが死んだ日はハレ」について。

新作を創る。
しかも、自分一人の劇団で。
それは、いつもとんでもなく大変。
でも、そのとんでもない大変さなど「どこ吹く風」にしてくれる喜びに溢れている。

先日、NINAGA COMPANYの仲間たちが「2017・待つ」で、
蜷川さんのいた過去と蜷川さんのいない未来の間に、
蜷川さんとともに生きた自分の現在をそれぞれが晒して立つような、
禊ぎのような公演を見せてくれた。
想いだけではなく、作品として昇華されていて、素晴らしかった。

わたしも、同じように、新作を創る。
「ボクが死んだ日はハレ」
自分を取り巻くたくさんの「死」を、
自分の中にどう抱えて未来にいくのか、
自分にも訪れるこの世との別れまで、どう過ごすのか?
それを、演劇の場で、考えたかった。

台本は難産で、もう何度も、
「死」と縁を切って物語ろう、囚われすぎてるぞと、
自分に警告を発したが、
書く時はいつもそうであるように、
ふとしたきっかけで、物語は「死」と手を組んだまま、
あちらから顕れてくれた。

この物語がミュージカルである必要があるのか?
と、これも何度も問うてきたが、
曲があがってきてみると、そんな問いなど忘れてしまった。
生まれた曲たちが、大好きになったから。
ミュージカル「ボクが死んだ日はハレ」の輪郭が見えた。

人が集まることの喜び。
たくさんの想像力が集まることの喜び。

届いたばかりの曲を、もう、何度も何度も聞きながら、
演出プランなんて硬い言葉の前に、喜びが迸って、
妄想し、稽古を夢想し、楽しんでいる。

ロミオとのはじめての夜を待つ、ジュリエットのような気分だ。

「お祭りの前の晩、新しい晴れ着を買って貰ったのに、
まだ着せてもらえずにじれている子どもの気持ちだわ」(松岡和子訳)

しかも、自分で縫った晴れ着なものですから。
待ちきれない気持ちではちきれそうです。

この作品を、たくさんの人に知ってほしい。
きっとそう思える作品になりそう。

今回は小劇場ゆえ席数が限られているし、
券売開始の時点で、チケットが転売される現実に直面し、
それに対する自分への問いも、悔いも、
転売する人への憤りも、
まだ冷めない。
「観たい」と言ってくださる方へどう対応していくか、
問題も山積みだ。

でも、まずは初演を創ること。

いずれもっとたくさんの人に観てもらえる作品に育つように、と。
俳優との稽古を待つ。スタッフとの創造を待つ。

わたしの仕事は、Entertainmentだ。
自分も、一緒に創る人たちも、観客も、
ともに楽しめる、幸せになれる、Entertainment。
一瞬にして消える花火をともにして、
出来れば一瞬を永遠にしたいと欲望する、Entertainment。


===========
Theatre Polyphonic 第6回公演
Musical 「ボ ク が 死 ん だ 日 は ハ レ」

https://polypho.wixsite.com/harebare

作・作詞・演出:石丸さち子
音楽・演奏:森大輔

出演 浦嶋りんこ・小野妃香里・笠松はる   上
   上野哲也・百名ヒロキ・高橋紀恵

会場:シアター風姿花伝
東京都新宿区中落合2-1-10
日時:2017年7月12日(水)〜17日(月祝)
12日(水) 19時
13日(木) 14時 19時
14日(金) 19時
15日(土) 14時 19時
16日(日) 13時 18時
17日(月祝)13時
料金:7500円(全席指定席)

スタッフ:
脚本・作詞・演出 石丸さち子
作曲・演奏 森大輔
美術 伊藤保恵
照明 塚本悟
音響 大野美由紀
舞台監督 加計涼子
宣伝美術 藤尾勘太郎
制作 Theatre Polyphonic・松井耀子
制作協力 (株)ヴォイス・オブ・ジャパン

====
芸能界で、かつて一世を風靡した女たち。
昭和歌謡ロックの火付け役 鮎川ミミも今や50代。
踊るSexyグループUPSWINGのSHOKOも今や40代。
視聴率の申し子、天才子役の三田村歌織も今や30代。

落ち目どころか落ちきった三人は、
敏腕音楽プロデューサー会田すみ絵の発案で、
掟破りの三世代ボーカルグループを結成することになる。
”ハレバレハレルヤ” 誕生直前、鮎川ミミを襲う夢の病。

女たちの挫折は、喪った過去の愛情とあまりにも密接。
孤独も渇きも、亡くした悲哀も、三人揃えばドタバタ喜劇。
もうここにはいない誰かの力を借りて、
かつての愛をサポーターに、
今ここにある仲間の力を借り、
鮎川ミミは、踏み出す一歩を探し始める。
”ハレバレハレルヤ” は現在と未来の愛を獲得できるのか?

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2017年5月10日 (水)

「ボクが死んだ日はハレ」チケットについて。

本日は、「ボクが死んだ日はハレ」一般チケット発売日でした。
たくさんの方にお申し込みいただき、一般販売に用意させて頂いたチケットは、
あっという間に完売になってしまいました。 
チケットをご購入頂いた方、ありがとうございます。
そして、ご購入頂けなかった方から、たくさんのお問い合わせ、ご希望を頂いております。 

これは、わたしの劇団Theatre Polyphonicの公演ながら、
作品製作に力を注ぐため、券売は委託をしております。
ですので、公式HPにはまだ 姿勢発表できませんので、
石丸個人のブログにて、お答えいたします。
(石丸Twitterや、問い合わせアドレス、石丸メッセンジャー など、
様々な形でご連絡頂きますが、とても一通一通お返事申し上げられませんので、
こちらにまとめます。)

◎チケットのこの後の販売及び追加席について
券売担当と相談をしまして、追加販売のある場合は、必ず公演HPにてお知らせします。
https://polypho.wixsite.com/harebare/tickets

◎追加公演について
人が、自分の心と体と楽器を鳴らして表現する演劇(今回はミュージカル)は、
とても繊細なものです。
追加公演ができるのかどうか、すべきかどうかは、稽古をはじめてみないと判断ができません。
皆様のご要望は、しっかり受け止めた上で、慎重に判断をいたします。
こちらも、何か動きがありましたら、上記のアドレスで発表をいたします。

◎再演について
まずは、上演してから再演を熱望されるような、
人の心を動かす作品を創ることが、わたしの仕事です。
その上で、可能性がありましたら、熱意をもって進めたいと思います。
ただ、今はまず、初演という大きなスタートに、キャストスタッフ全力で立ち向かう所存です。

●チケットの転売について
個人的に大きな憤りを抱えています。
仕事をする中で何度かこの問題とぶつかってきましたが、
今回は特に起こっていることが非道過ぎて、言葉がありません。
これ以降、券売する側が、知恵を使って対応する必要を強く感じております。

この問題は根が深いことですので、今回の結果にどう向き合うのか、券売担当と討議の予定です。
 

●わたし個人に直接SNSで友達申請などを通じ、チケットのお問い合わせや申し込みをされる方がいらっしゃいますが、申し訳ありませんが、お応えできかねます。

●本日中にお問い合わせ頂いたたくさんの方々に向けて、このブログを記しております。
どうぞ届きますようにと願っています。

●「ボクが死んだ日はハレ」は、生と死にまつわる、人生につきまとう喪失にまつわる、
非常にデリケートな物語ですが、同時にダイナミックなエンタテインメントを目指しています。 
これからクリエーションの期間に入ります。
本番に向けて、全員で自信を持ってお届けできる作品を創り上げる、準備に入ります。 

現実的な問題には対面するたびに、ひとつひとつ誠実に対応していきますので、
どうぞご理解いただき、応援して頂けますよう、
キャストスタッフを代表し、心よりお願い申し上げます。 

 

【言葉は一部分だけ抜き出しても真意が伝わらない場合があります。
一部分の転載をされませんよう、お願いします。】

 

 

2017年4月 1日 (土)

▶Theatre Polyphonic第6回公演 「ボクが死んだ日はハレ」

このところ、別れが続きました。

喉元を過ぎても忘れない熱さが、ずっと体の中にあるのです。

大事な人が、「ここからいなくなる」ということについて、

いつか自分も、「ここからいなくなる」ということについて、

稽古場と劇場で、考えてみようと思いました。

過去から踏み出す一歩。

現在を変える一歩。

未来を生み出す一歩。

その一歩が、きっと晴れやかでありますように。

新しく集った仲間たちとともに、

泣きながら生まれてきた赤ちゃんみたいに、

絶望しながら全身で希望して、

作品を紡ごうと思います。

==========

Theatre Polyphonic 第6回公演

Musical「ボクが死んだ日はハレ」

7月12日(水)〜7月17日(月)

シアター風姿花伝 

観劇料 7500円(全席指定席)

4月下旬 先行予約開始予定

5月上旬 一般予約開始予定

【公演HP】

https://polypho.wixsite.com/harebare

【出演】

浦嶋りんこ

小野妃香里

笠松はる

上野哲也

百名ヒロキ

高橋紀恵

【スタッフ】

脚本・作詞・演出 石丸さち子

作曲・演奏 森大輔

美術 伊藤保恵

照明 塚本悟

音響 大野美由紀

舞台監督 加計涼子

宣伝美術 藤尾勘太郎

制作 松井耀子

制作協力 (株)ヴォイス・オブ・ジャパン

【公演日程】

12日(水)    19時

13日(木)    14時 19時

14日(金)    19時

15日(土)    14時 19時

16日(日)    13時 18時

17日(月祝)13時

【物語】

芸能界で、かつて一世を風靡した女たち。

20代で昭和の歌謡界をリードしたボーカリストは今や50代。

10代でグラビアを賑わせた踊るセクシータレントも今や40代。

7歳でデビュー、視聴率の申し子たる人気子役は、今や30代。

落ち目どころか落ちきった三人は、ひょんなことから、

掟破りの三世代ボーカルグループを結成することになる。

女たちの挫折は、喪った過去の愛情とあまりにも密接。

孤独も渇きも、三人揃えばドタバタ喜劇。

もうここにはいない誰かの力を借りて、

かつての愛をサポーターに、

彼女たちは現在と未来の愛を獲得できるのか?

2017年3月21日 (火)

▶スタテンアイランドへ

凝視めること。 俯瞰すること。 寄ってみること。 ひいて見ること。 それはいつも大きな「体験」。 それはきっと立派な「冒険」。 NYの親友じろうさんに案内してもらって、 遠ざかるマンハッタンを眺めながら、 スタテンアイランドに案内してもらう。 ただ、船に乗って、ビールを飲んで、船で帰る旅。 大好きなオマール海老にむしゃぶりつく。 気分は、映画「スプラッシュ」の人魚ダリル・ハンナ。 でも、実際はぷくぷくした小さな東洋人。 それもまたよし。

2017年3月20日 (月)

▶耕平とAKANEさんが!

5日に「Color of Life」の本番を終えてから、 すでに9本の芝居を観ている。 そして、デスクには、今読むべき小説が3冊積まれている。 観劇から読書へ、インプットを続けて、孤独なアウトプットへ。 4月と5月で、2作を書き上げ、1作のプロットまでを準備する予定。 ミュージカル誌をのぞいたら、 「Color of Life」初演が、12位になっていました。 こだわってオリジナルを作り始めた端緒の作品が、 ほかの大規模な作品の中でこんな風に認められるのは、 とても嬉しいこと。 そして、何よりも、 俳優のベストテンで、 上口耕平22位、AKANE LIV19位。 これは、もう、泣けます。 何よりうれしい。 この二人が賞賛されることは、 わたしが賞賛されることに等しいです。 そして。 わたしは、また一から、まずは一人で、創り始めるのです。

2017年3月18日 (土)

▶劇場で神様に出会う

"Natasha, Pierre and the Great Comet of 1812" は、
二階席の後ろから二列目という深い席で観た。
Imperial Theatreという大きな箱全体を、
大きなキャバレー大きなサロンに見立てる演出は気配りが細部にまでわたっていて、後部

席上部席でも前のめりに楽しめた。

劇場の天井全体にトラスが仮設してあって、
手作り風のシャンデリアが幾つも吊ってある。
シャンデリアと同じ色味の電球も無数に。
二階席の後ろにまで。
そして、客席の中にはサイドテーブルが幾つもしつらえてあって、
可愛いスタンドが置いてある。
このすべてのシャンデリアと電球が昇降するし、
スタンド含めすべて繊細に、あるいはリズミカルに調光される。

わたしがこの公演を心に留めた理由はもうひとつ。
わたしの前の10席くらいが空いていて、
その真ん中に、杖をついてやってきた黒人のお婆さんが座った。
上演中たびたび電球やスタンドが客電としてつくので、
近くにいるお客さんと芝居を共有している感覚が生まれる。

Great Cometにはノリのいい曲がたくさん用意されているのだが、
前のお婆さんは横のお客さんがいないことをいいことに、
上半身をリズムに乗せ、膝に横に載せた杖を小粋に揺らして踊り続けていた。姿は踊っているという行為にまでいかなくても、
心の中で伸び伸びと踊っていることは後ろ姿だけでわかる。
最高のお客さまとともに、わたしは芝居を楽しんだ。

サリンジャーの「フラニーとゾーイ」のラストシーンで、妹フラニーに兄ゾーイが、Entertainmentに従事する理由として、「足の悪いお婆さん」の話をする。
自分たちが仕事をするのは、その向こうにいつも楽しみに見てくれている足の悪いお婆さんがいるからであり、それは、実は、「神」なんだ、とゾーイーは言うのだ。

わたしの目の前で、足の悪いお婆さんが、
最高にショーを楽しんでいた。
そんな観劇。

わたしがいつも「演劇の神様」と呼んでいる存在は、
こうして劇場のあちらこちらに点在している。

«▶2017 March New York