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石丸の仕事

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2010年5月

2010.05.28

5月28日。 YSスタジオ

本日、5月の最終日でした。


まずは栄二さんのリードでストレッチ。


体が充分にほぐれたとこで次は発声。
いつもの発声に加え『い』と『う』を詰まらせずに出す練習をしました。

そして、今日は『歌いまくる金曜日』ということで…

たくさん声を出しました!
ドレミの歌で自分のパートが遅れないように、自分たちを鍵盤に例え鏡に向かって歌ったり、
美女と野獣は誰か一人のために、思いを伝えるように歌ったり…


突然の石丸さんの閃きで、2人の距離を紐でつないで引っ張ったり、引っ張られたりしながら歌を歌ったりもしました。


幾分、声が伸びやかになったような気が!!


さて、芝居のお稽古はロミジュリから。

セリフは一緒でも、決して同じものにはならない。
違うものがみえてくる。
本当に不思議です。
それぞれの色があって見ていてとても楽しかった。

そして三人姉妹。

体から言葉をだすということに奮闘。


心の中の気持ちをしっかり外に出すことの難しさ。
そして、それを相手にしっかり伝える難しさ。

役者には鍛えなければいけないことがたくさんあるなと再認識……

過去をさかのぼり自分の中にあった気持ち、
もしくはなくても役に歩み寄り、その気持ちを目覚めさせる…

それぞれにあったやり方で石丸さんにお手伝いしてもらいながら奮闘しました。


私はまずセリフを覚えます……

今日もそれぞれが
石丸さんに明日へ繋がる道しるべを作ってもらいました。


その道を前へ歩んでいけるよう、来週も頑張ります。

瑞穂

さつきが少し気持ちを前向きにしていたり、みずほのナチュラルな存在感がよかったのか、ストームになった遼の立ち姿がかっこよくなったり、ぐーが薄着になったとたんに少女復活したり、ロミジュリが面白かったですね。
みずほには、これから色んなことに挑戦してほしいなあ。
自分の振り幅を、ぐいぐい広げるような冒険をしてください。そしてそれが、自分にとって楽しいことわくわくすることエキサイティングなことになれば、もっといいなあ。

5月27日 YSスタジオ

朝から青空だーと思うと・・・突然のどしゃ降り通り雨が!! 天
の気まぐれに驚きつつ、稽古が進んで行きました。

発声では、母音がだだ漏れ。母音が情けない。声が前に飛ばない。低音が
弱い。etc...
課題が山積み。
今日はだだ漏れない『う』と『い』の発声が出来た時があって、また
ちょっと掴めたかも。

牛歩だ・・・。道のり長し・・・。

歌はそれぞれタッグを組んでドレミ!!
歌う歓びを教えるマリア先生を演じる。
新米教師あり、笑顔の教師あり、キョロキョロ教師あり、人に伝え教え誘
うというのは、生半可じゃないなと改めて思う。

ドレミ・・・怖るべし!!

芽吹きのエチュードは、カトウ花、カミムラ花、ミズホ花が抜群に良く
て、三者三様の生命が生まれました。
内在するエネルギーが末端に伝わり身体が動く。

すごく素敵でした。

ロミジュリは、(好例?)のアミダくじでペア決め、
1.太一&上村ペア
2.栄二&さつきペア
3.たく&ぐーペア
4.裕介&瑞穂ペア
5.遼&瑞穂ペア
6.太一&さつきペア

ペアなりのロミジュリが存在する。
ペアなりの演出が存在する。

相手を感じないと、変わらないし、変われない。

先にテーブルで本読みをしたかいもあって、
実感を持った言葉をいくつか放てたみたい。

だが・・・ロミオではない。相手の言葉を聞く時が特に。

やっとスタートラインに立てたということで、
天狗にならず、どっかに行っちゃわず、積み重ね、積み重ね、積み重ね、
塵も積もれば山となる。

三人姉妹は、3幕頭を本読みで。
台本中の状況が状況だけに、実感を持った言葉を放つのに苦戦している模
様。
途中、加藤さんが実際に走る走る、そして響きが変わる。
聞いていて、実感のある言葉とない言葉が少し分かるようになってきた。

ということで、今日の稽古も糧にして、明日も努めるぞ!!

以上、栄二でした。

今日は久しぶりに、栄二のいいところを見ることができた。
うれしかったよ。

2010.05.26

5月26日和田会議室

12時15分稽古開始
ストレッチを桐香さんのリードでやりました。

その後、発声。声が今ひとつ出ていないということでお尻で歩くことをしました。
初めて経験する動き。なかなか前へ進まない。さらにその方法で後へ進むもなかなか
体が思ように動かない。かなりハードな動き。

ダンスはダンシングクイーンを皆で踊りました。4月からのメンバーは奮闘中!!

瑞穂さんも奮闘中!私は……ガンバッテマス……

これからまた覚えるダンスを桐香さん、さつきさんが踊ってみせてくれました。
あんなふうに踊れたらいいなあと思いながら見ていました。

芝居に移って、きょうはテーブル稽古。

テキストは「かもめ」「三人姉妹」「ロミオとジュリエット」。
セリフの解釈をきちんとすること。、言い回しなどを細かく稽古。 

発声そのもの、後尾の収まりその大切さ、リズムになってしまう、

勢いはあるものの言葉の意味が伝わらない等など、それぞれが「さまざまな課題」をかかえている。
稽古あるのみ、かな…。     

上村でした。

5月25日

本日の記録は桐香が担当します。


今日は少人数でほぼ5月組だったので、ストレッチの後、抜き打ちでコーラスラインのダンスを一人ずつ。


そして、みんなでダンシングクイーン。


発声なしで、今日は歌で声出し。

ダンシングクイーンとドレミの歌。

芝居はロミジュリから。


男子全員+あきちゃん、瑞穂ちゃん。

石丸さんから男子メンバーに厳しいお言葉がトビマス。
でも、愛があるし、本当のことなので、問題アリマセン!


「せこいよー!」


を、連発でした。

瑞穂ちゃんはツヤツヤしてて可愛い。


あきちゃんは見てるだけで好きにさせてくれる魅力がある。


それぞれ台詞の実感や、語尾、台詞を喋る時の身体のポディションを指摘される。

上村さん、ぐー、桐香は三人姉妹。

最初は机越しに正面向いて台詞を喋る。


これは、三人の声を腹の下に落とすため。


下手でもなんでも集中して、自分の中に実感がある時って身体の中心にくっと力が入って体温が上がって、息の出る量が変わるのが分かる気がするんだけど、上手くいってない時って本当にフヌケ。


石丸さんに頼ってばかりじゃなくて、自分でこうやってみたいってのを、コントロールしながら表現できるようになりたいですよ。


ぐー(アンフィーサ)の『あの子達下の階段の下に座っておりますよ』の部分のエチュード。


たく、あきちゃん、瑞穂、桐香で号泣して、それをアンフィーサが部屋に連れて行こうとする。


気分を盛り上げた所で芝居に入るもダメ出し。


続いて桐香(ナターシャ)。

言われてることは分かるのに、上手く出せない。

ナターシャみたいな子って、10代の頃とか本当に周りにいて、かなりやっかいだった。


ナターシャに悪気はなくて、彼女からすれば、意地悪でもなんでもなくて、「私はこうしたいのに何で分かってくれないの?」ってそんな感じ。ナターシャとして、一本筋を通してくれとのこと。

ナターシャができたら相当おもしろい。
頑張るぞ。

明日も誰かが素敵に輝く日でありますように。

桐香

2010.05.22

21日 YSスタジオ

今日は12時からスタートでした。


石丸さんは仕事が忙しくちょっと遅れる模様。
最近大変そうですけど体調には気をつけてください。


今日はまず初めにこの前いなかった人達のためにドレミの歌を詳しくやりました。
やっぱりドレミの歌は楽しい!みんなで楽しく歌えるのですごく気持ちいいですね。

そして演技稽古。

まずは三人姉妹の三幕のはじめ。
このシーンは火事のシーン。アンフィーサもオーリガもすごい動転してて大変そうでかわいそうで、見てるこっちも気が滅入って来る。でもナターシャがでたらそれが一変!ホントに空気が変わって面白かった!でもナターシャは嫌な女だな。
石丸さんが求めるナターシャのレベルが高い高い!
言ってることはわかるけどそれを演じるとなるとそうとう難しそうです。
次にノブちゃんのイリーナ。
最初と声が全然違う!声が出ててホントにすごい!すぐ変われるなんて尊敬します。俺も早く変わりたいです。

それにしても石丸さんが話す三人姉妹はホントに面白い。いつか演出するって言ってたので絶対見に行きます!

最後にロミジュリ!
今日はロミオとジュリエットの組み合わせをあみだくじで決めるとゆう新しい試み。それがうまい具合にいき今まで無いような組み合わせで新鮮でした。
そして今日初めて石丸さんに成長したって言われました!ホントに嬉しくて今日の自主稽古が活かされてよかったーって思った瞬間「まあプレーリードッグは変わらないけどね」と一言……………これからも精進していきます。


最後に、自主稽古に付き合ってくれたぐーとジュリエットをやってくれたあきちゃんにはホントに感謝です!

以上プレーリードッグ(ジャミラ)でした!

遼のゆるやかな成長は、毎日会っているからみんななかなか気づかないけれど、わたしは注目しておりますよ。ちゃんと腰が据わってきたし、声に対する自覚も少しずつ出てきた。
そして。
遼、裕介、ぐーと、今年最初から入ってきた三人組は、真面目で真っ直ぐでナイーブで、これで成長しなきゃ嘘だって、わたしは思ってる。
さあ、また新しい一週間。

2010.05.21

5月20日 YS

稽古が始まって約1ヵ月半。今日は今までで一番辛い日だった。

今日の稽古は1時開始。

みんな早々きていたので軽いストレッチをやり、腹筋をし、発声をやり、芝居にはいった。

まずはロミジュリ。

ロミオたち、とりあえず裕介以外はボロボロだった・・・。

みんなそれぞれだめだった理由はちがったがその中で一番ひどかったのは自分だったと思う。

何も変わってない。

理由・・・何もやってないから。

それを石丸さんに言われたとき、アイスピックで心臓を刺されたような気分だった。

図星だったからだ。

その後の稽古はもうずっと頭が真っ白になっていて何をやっていたのかまるで頭に入っていない。

稽古記録にならないですね。本当にごめんなさい。

最近台本を読んでもどうすればいいのかわからず、ロミオから逃げている状態だった。

俺にはロミオができないんだと半ばあきらめ状態でやっていた。

しかし一昨日、大介さんからメールがきて、裕介が一番よくなってた、うかうかしてたら置いていかれるぞと言われた。

それに対して俺はがんばりますと返した。

そして昨日、寝坊して稽古できず、

今日はこの有様。

クズだ。

今日久しぶりにパソコンを開いてみんなが書いた稽古記録を見た。

みんなやっぱりやってんだ、と自分が不甲斐なく思った。

なんにも出来ないから出来ないなりにとにかく一生懸命がんばってやる。

それが俺のモットーだったはずなのに。

後半の部分をとったらただの人間のカスだ。

いや、それは言いすぎか。

俳優のカスだ。

芝居なんてやる資格はない。

今日ロミオをやっているとき、自分が全然のってなくて台詞いってるだけで、なにより桐香ちゃんがのっていないのを見てもうやってて苦しくてなんで止めないんだろうって思ってた。

地獄だった。

そしてとどめの一撃は夜大介さんからきたメール。

そんな中途半端にやってんだったらやめろ。

グサッ!!!!!!

もう俺に残された選択肢は二つしかない。

俳優やめて死ぬか

明日変わるか。

それだけだ。

拓哉

死ぬこたあないし、俳優だって今やめたら逃げてるだけだし、とにかく、一人の男がそこに「生きてる」って感じ、見せてくださいな。
そんなに簡単じゃないだろうから、明日じゃなくってもいいよ。
すぐに結果が出なくったって、粘り強く求め続けることが大事。

2010.05.19

5月19日の稽古。

今日は、11時から稽古が始まりました。

静香さんが中心になって体をほぐしていきました。普段動かさないところも、伸ばしていくので体がリラックスして私は好きです。

その後、発声、相変わらず苦戦しておりますが、、、。声を出すのは気持ちいいなと思います。

そして休憩を挟んですぐに、三人姉妹にはいりました。

一幕のイリ-ナの場面。

ノブちゃんが、どんどん声の雰囲気が変わっていくのが面白かった。イリーナは、年齢関係なく屈託の無い少女に変える不思議な存在だ。

三幕のオーリガ、ナターシャ、アンフィーサの場面。

アンフィーサは、年齢を重ねているけれどその心の動きを一人一人やっていきました。

自分一人の力では、どうすることも出来ないから他人に必死で助けを求める、何度も何度も最後にオーリガに行き着いたときの桐香ちゃんが、私には何故か戦火の中にいるようにみえた。

オーリガとアンフィーサの関係が、本当に深くてドキドキした。そして、それとはまた違うところに存在しているナターシャの考えも視点を変えると、理解できるところが本当にすごいなと思った。誰が演じるかによっても、本とは違ういろいろな面が見えるのかと思うと、面白くなりそうだと思いました。

最後に、ロミオとジュリエット。

基本的に、遼君の矯正が中心。最後の方に少しでも本当に笑っている顔が見れてよかったと思いました。裕介さんは、髪型が格好よくなっていました。あと、自信を持って演じているのが伝わりました。亜紀ちゃんが、かわいいのにマダムなのがすごいなと思ってみていました。

本当に役者って十人十色なんだと感じた、さつきでした。

亜紀ちゃんが、肩を捻挫してしまったらしい!
軽いので、明日は稽古に出ますとは言ってくれているものの、ああ、心配。
わたしの稽古は、時として危険ですか……? 皆さん……?
反省しつつ、明日も激しく、繊細にいきます。
裕介の躍進が嬉しいこの二日間ですが、明日は太一が雪辱なるか!?

5月18日( 火) 和田会議室

11時過ぎから、全体稽古開始。


まずは、静香さんの、丁寧な、ストレッチから。
静香さんのストレッチは、身体の全部が伸びて、すごく、気持ちが良い。

私は、自分のストレッチに必死だったから、見てはいないけど、遼さんの身体が、すごく、柔らかくなったらしい。

あっという間だ。

全然出来ないところからの進化は著しいし、伸びしろが無限大だ。


ストレッチが終わると、石丸さんから、厳しい、お言葉を頂いた。

自覚はあった。私は不安を通り越して、もう、怖がってしまっていた。
心が、完全に、萎縮していた。

そんなことを、石丸さんに言わせて、というか、思わせてしまう自分が、不甲斐なくて、申し訳ない気持ちで、いっぱいになった。

こびりついた不安や、マイナスの感情を、取り除くには、どうしたら良いのか。
今は自分が、悔いのないように、真剣に、芝居に取り組むしかない。
有り難いことに、優れた指導者の下で、優れた本で、優れた仲間と、芝居が出来る環境に居る。

ちょうど、今から2年前に、お芝居と出会い、石丸さんと出会った。

あの頃には戻れないし、やっかいなものまでついてきてしまって、振りだしどころか、マイナススタートかもしれないけれど、
今、やるしかないんだ。


今日は、初めからチーム分けで、課題に取り組むことに。

三人姉妹は、
ぐーさん・上村さん。

ロミジュリは、
裕介さん・静香さん、
遼さん・桐香さん、
太一さん・私。

それぞれが各自で稽古をして、時間がきたら、順番に皆に観てもらって、発表するという課題。

いきなり太一さんから「大丈夫?」と心配される。
申し訳ないと思った。
すぐ顔に出てしまう。

和室へ行って、段取りと、バルコニーや茂みのセットを考えつつ、稽古した。

迫ってくる時間に焦りつつも、何度か稽古する内に、「今の、あそこ、良かったんじゃない?」ってことを、太一さんが言ってくれるのに、大抵、私はすぐには分からなかった。思い出せなかった。

芝居してるとき、あまりにも、嫌な意味で無意識な自分が、情けなかった。
意識が足りないから、良いときの芝居を、再現することが出来ないんだ。いつも。
いつまでもそんなんじゃダメだ。

途中で、バルコニーに使う机を稽古場に運び込んだ。
その後、何も無くなった和室で、また、何度か稽古をした。

障害物の何も無い中での稽古だと、二人の距離が、すごく、縮まった。
バルコニーが無いと、二人を抑えるものが、なくなってしまう。

稽古場で通して、セットの関係で、三人姉妹の後、ロミジュリは私達が1番にやることになった。


上村さんと、ぐーさんの三人姉妹。

始まったばかり。伸びしろ、無限大だなぁ。


太一さんと私のロミジュリ。

上っ滑り、しんどい勢い、冷めた心。言葉なんて、ちゃんと出てくる訳無い。
最悪だった、私。
余計なことばかり考えて、肝心の、心が、全く動いてなかった。

最近、お芝居するとき、
「こんな感じかな?こんな風に見えるかな」とか、そんなことばかり考えてしまって、一番大切な、心の動きや、気持ちを、掴もうとしていなかった。
何考えてたんだろう。自分に呆れる。


遼さんと桐香さんのロミジュリ。

桐香さんが、可愛い表情をすると、本当に可愛いんだ。
キラキラした目に、ピッカピカの頬で、微笑まれたら、私が男なら惚れてると思う。
石丸さんが言っていた、素直と言うのも、よく分かる。遼さんをちゃんと受け止めようとしていたのが感じられた。

遼さんも、可愛らしかった。
途中で、不思議な動きをしたりして、それも面白かった。

とっても微笑ましい、二人だった。なんだか笑えて、観ていてしんどくない。その要素は、すごく大切だと思う。


裕介さんと、静香さんのロミジュリ。

観ていて、何度も、キュンとなった。

裕介さんの声、言葉が一辺倒じゃ無くなった。
毎日毎日、努力するということが、いかに大きな変化に繋がるかということを目の当たりにした。
そして、静香さんを、すごく大切そうに、そっと、抱きしめていたことが、印象的だった。そういうのをみると、なんだか、嬉しい気持ちになる。

静香さんは目一杯、喜んでいた。可愛かった。
バルコニーをよじ登って、越えていく動作も、すごく可愛かった。
一生懸命で、興奮していくのがよく分かった。
こっちまで、ドキドキしてくる。
観ている側の心も動く。


全てのチームが終わって、大介さんの選ぶ1番のチームが裕介さん・静香さんペアになって、石丸さんの評価を聞いた。


「佳恵はもっと、台詞を咀嚼しないと」

とうとう言われてしまった。


正直、ずっと、どんな台本でも、読んだだけでは、よく分からなかった。
台詞の本当の意味を理解出来ていなかった。
演出家の言うことや、他の人がやっている芝居から、こうかな、ああかなって、考えてた。

分からないから、と、逃げていた。

ちゃんと、台本と向き合わなければ。


そして、もう一度、私達にチャンスが与えられた。

改めて芝居しても、全然うまくいかなかった。
心が少しも動かなかった。

すると、石丸さんから、
「バルコニーの前の、聖者と巡礼をやるつもりで、音楽かけてる間、太一が佳恵を抱きしめて、それから芝居を続けて。」
という指令が出た。

すごく恥ずかしかったけど、抱きしめられると安心感があった。なんだか分からないけれど、ちょっと泣きそうにもなった。

音楽がかかっている間というのは、長いような、短いような。抱きしめられている間、色んなことを考えた。
良い匂い、
ドキドキしてる、
私のドキドキも伝わってるかなぁ、
顔、どこに向ければ良いのか、
服に化粧着く!今日すっぴんで良かった、
ちょっと苦しいなぁ、
身体が温かくなってきた、
楽な体勢みつけた、とか..

バカなことばっかり。
とにかくドキドキした。

それから、芝居に入ったけども、私が全くダメだった。
さっき、あんなに、ドキドキしてたのに、お芝居すると思うと、心が固まって、動かない。

「さっき、どんな風に抱き合ってたの」と石丸さんに言われ、太一さんに抱き着いて、さっきの感覚を忘れたくなくて、離れなかった。

そして、そのまま芝居が再開した。

とにかく、離れるのが怖かった。
触れていれば、抱きしめていれば、伝わる気がしたし、受け取れる気がした。
ちゃんと、お芝居がしたいという一心で、すがりついていた。

肌で、温かさを感じながら、一人では立っていられないような感覚だった。
不安で、不安で、仕方なかった。
あんなに、ナイーブになってしまったのは、ジュリエットではなくて、私自身になっていたからだと思う。

ロミオが、愛しくて、愛しくて、たまらない、ジュリエットの感情ではなかった。
私情が大半を占めてた。
だから、太一さん、やりづらかったんじゃないかなと、申し訳なく思う。

だけど、朝が近づいて、別れ際、ほんとに悲しくなった気持ちは、大切にしたい。


チャンスはまだある。
伸びしろもきっと無限大にあると信じて、

朝、頑張って早起きするぞ!!


帰り道、駅から家までの途中にある公園から、何か、声が聞こえた。
いつもなら、無視して、速足で通り過ぎるところを、今日は、覗き込んでみた。
若い男女が、いちゃいちゃしてた。

道路からは、死角になる、茂みのそばのベンチで、離れたくなくて、一緒に居る二人。

寒いのに、風が、ビュービュー吹いてるのに、とっても、楽しそうだった。

恋愛の熱に浮かされて、半分プライベートの空間を作り出した二人は何を思っているんだろう。

ずっと、ずっと、心が動き続けて、揺れて、揺れて。
ロミオとジュリエットは、バルコニーで、話しているとき、どんなに楽しかったんだろう。嬉しかったんだろう。愛しかったんだろう。

深夜に胸が詰まるような思いで読みました。
自分の心と体で表現する世界に、滑り込むように巻き込まれたあなた。
身も心もすくんで動けない時は、そばにいる人の温かさや鼓動に触れて、誰もが生きていることを思い出してください。
そして、今自分が演じようとしている戯曲の中の人物も、まさにその温かさと鼓動をもった人間なのだと、思いだしてください。
あなたが単なる台詞だと思ってただ発声していた言葉たちが、その温かさと鼓動から生まれたものだとわかる時が来るでしょう。

2010.05.15

5月14日 YSスタジオ 執筆者<橋本裕介>

5月14日(金)晴れ 

YSスタジオにて 

まずは朝の自主稽古から。

10時頃稽古場に到着すると、いつも通りぐーが先に来ていて鍵を開けてくれていた。

いつも寝起きの悪いスタジオの管理者と格闘してくれているぐー。ありがとう。感謝。

目下の課題である「リラックスした発声」を手に入れるためにはどうすればいいか、ぐーに相談してみる。

「まずジュリエットの台詞を言ってみて、その解放された気持ちのままロミオの台詞を言ってみたら?」

「息をもっとお腹の下の方にまで落とすために剣道の蹲踞の体勢で声出してみたら?」

次々いろんなアイディアを出してくれる。

中でも今日一番大きな発見だったのは、剣道の打ち込みの時の気合の要領で台詞を言ってみると、喉を閉めることなく腹から自然に声が出せるということ。(ちなみに自分は中学時代剣道部)

ちょっと強すぎる発声なので使い所は限られると思うけど、自分的には大きな一歩。

同じ課題で悩んでいる遼にも今度薦めてみようと思う。

活路を開いてくれたぐーに感謝。

11時頃瑞穂さんも合流。

またまた「リラックスした発声」について相談してみる。

「普段話している時の声の出し方のままで感情を込めないで台詞をただ読んでみたら?」とアドバイスを貰う。

さっそく実践してみる。

あまりにも普段の声の出し方と、台詞を言っている時の声の出し方が違うことを再確認して驚く。

「台詞を言うんだ」という気合が災いして力みすぎた声の出し方になっている。抑揚もおかしい。普通人間はそんな話し方しない。

よく石丸さんに注意される歌う様な台詞回しになってしまう原因もこれに関係するものだと思う。

「リアルな実感の伴った言葉」を手に入れるためにはこの力みを克服することが不可欠。

大事な気付きを与えてくれた瑞穂さんに感謝。

12時、みんな揃っていつも通りストレッチ。

…と思いきや、男子は自分と拓哉の二人しかいない。

淋しい。皆早く戻ってきて…

淋しさを押し殺して、あいもかわらず言うことをきかない自分の肉体と向き合う。

「腰が逃げてしまう」というストレッチでの課題を克服しようと悪戦苦闘するも惨敗。

筋肉の問題か?それとも骨か?生活習慣病か?

うーん、整体にでも行ってみようかな…

ストレッチの後、体を温めるために静香さんの振り付けでちょっとしたダンスをする。

コントラクションという、何やら上半身をうねうねさせる技が難しい。

ノブちゃんに付きっきりで教えてもらうも、なかなか習得できず。

横で見ていた拓哉があっさり出来るようになっていて凹む。

ちくしょー負けるもんか。

ちなみに桐香さんとノブちゃんのダンスが特に素敵だった。

ダンスが終わると、今日は早上がりのぐーとアキちゃんの稽古からスタート。

ぐーは三人姉妹、イリーナの労働の喜びについて語るシーンの稽古。

ちゃんと実感を持って話さないと、何回でも「へ?何?」って聴き返してくるいじわるなチェブトゥイキンさん(演・石丸さん)と格闘するぐー。

最初は言葉が体から浮いてしまっていたのが、どんどん良くなって言葉に魂が込もっていくのが見ていて聴いていてハッキリと分かる。凄い。面白い。

アキちゃんはロミジュリの稽古。

桐香さんにお腹を抑えつけられながらロミオへの愛を叫ぶアキちゃん。

抑えつけられて腹に力が入ることによって声に芯が出来る。

それだけで台詞の届いてくるパワーが全然変わってくる。

やっぱり大事なのは腹、丹田なんだと再確認。

休憩の後は自分のロミジュリから稽古再開。

今日意識して臨んだことは、

「背中にまでたっぷり息を入れること」

「色々な息の吸い方をしてみること」

「台詞の指向性、ベクトルをしっかりと意識して言葉を発すること」

「共演者をちゃんと見ること」の4つ。

静香さんがジュリエットを演ってくれる。

毎回思うことだけど、ジュリエットをやると女性陣は皆、物凄く魅力的に、可愛くなる。

静香さんが自分の言葉で喜んでくれたり、笑顔で手を握ってくれたりするとそれだけでもう今死んでもいいやってくらい嬉しくなる。自然に心が動くから無理して興奮しようとする必要がない。

でもこの前、太一さんと一緒にやっていた時の静香さんは今日の何億倍も更に更に魅力的だった。

ロミオとしての自分の力不足で、ジュリエットを全然ハッピーにさせられていないのだ。

不甲斐無い。ちくしょー不甲斐無い!

おまけに今日は自分が台詞を覚えていなかったばかりにシーンの最後まで行くことが出来なかった。不甲斐無さ過ぎる!

ポリフォニックに入って以来初めて石丸さんに「今日のはちょっと良かった」と褒められて嬉しくもあったけど、それと同じくらい悔しい気持ちで一杯だった。

男らしい男になって、心意気のある男になって、愛溢れる格好良い男になって、次こそはジュリエットを本気で喜ばせてやる!

精進あるのみ!

さて、その後。

例によって石丸さんは役者たちの感情を解放させるために様々な方法でアプローチしていく。

中でも、今日一番のクリーンヒットは、最後の最後、上村さん演じるマーシャの苦しみの具現化したものとして普段バッグを抱いているところを、バッグの代わりに拓哉を抱きしめて台詞を言うというもの。

拓哉を力一杯抱きしめながら発せられるマーシャの言葉は今までで一番実感のこもった素晴らしいものだった。

台詞に命が通って、その人物の腹底から言葉が出てきている状態。

そういう状態に到達できるように自分も、もっともっと色々考えて、アプローチしていかなきゃなと思った。

精進あるのみ!

太一さんも書いていたけど、毎回沢山の気付きや刺激や喜びや悔しさやとにかく色々なものを与えてくれるこの稽古場は自分にとって大切な場所だ。

今はまだ与えてもらってばかりの状態だけど、いつかはちゃんと自分からもこの稽古場に何かを供給出来るようになりたい。

そして、ネット検索でたまたま見付けただけのこの稽古場で、奇跡みたいに出会えた皆と芝居が出来ることを心底楽しみ尽くしたい。

この場所で芝居が出来る幸せを噛み締めて、精進あるのみ!

橋本裕介

金曜の稽古が終わってから、二日間ひた走って、ようやくこの時間に一息つく。もう三時半をまわった。裕介の稽古記録をまた読み返してみる。つかんだかなと思ったらありゃりゃりゃりゃりゃ……って感じだったぐーとか、時折裕介が見せる修行僧みたいな顔とか、旅に出た息子のこととか、いろいろいろいろ思い浮かべる。
わたしがまだ到着しない時間の稽古場。
それぞれが模索する時間の堆積。
一年間を通して、これだけの稽古をする現場が、このままの熱で続けば、きっとどこかに行けるはず。
……金曜日に裕介に言いたかったこと。
わたしが「いい」って言った時は、何かあるんです。いいものが。 模索し続ける、さらに上を目指す、常にその繰り返し、どこまで行っても「途上」の俳優修業ですが、 「いい」ものを忘れないでいる、何がよかったのかをわかっていて、再現できる、ということが俳優にとってはとても大事。
これがなかなか難しいことなのですが、積み重ねていってほしいと思います、これから見つけていく「何かよいもの」を。少しずつでも。
たくさんの何かよいもの、言い換えればたくさんの魅力が寄せ集まって、それが乱反射する時に、人の心を動かす瞬間が生まれると思うのですよ、その人特有の表現が生まれると思うのです。
この言い方じゃあ、わかりにくいかな。
稽古場で。また稽古場で。
わたしたちには、まだたっぷり時間があります。

2010.05.13

5月13日( 木)YSスタジオ

☆五月晴れ☆
まずは朝練!!!
遼君は何度も録音を聞きながらロミオの練習。上手くいかない時は身体を使って、何度も何度も頑張る。
つい聴き入ってしまい、アノいい声が出たら『今の良かった!!』と鏡ごしに(^^)v


私は上村さんに昨日の赤鬼の報告をして、その後二人でチョビっと赤鬼練習。
このシーンはめっちゃ難しいけど、面白くて感動的な場面やと思います。もっともっと練習しよう(>_<)練習したい(>_<)せねばならぬ(>_<)

さて、そんなこんなで、12時。稽古開始☆今日から、あゆみさんが参加ですo(^-^)o
それから加藤さん、瑞穂さん、上村さん、ぐー、遼君、桐香ちゃん、佳恵ちゃんでスタート。

そうです。今日はレディースデー。華やか♪

ストレッチー遼君が確実に柔らかくなってきました!
発声ー自分の身体をどうコントロールすればいいのか、考えて試してまた考えて。


続いて、歌!『美女と野獣』で伸びやかに声を出した後は、『ドレミの歌』で楽しく盛り上がります!!
今夜絶対SoundofMusic観ちゃうぜ♪と思いながら、本当に楽しんで歌いました。色んなマリア先生が教えてくれて幸せでした。

歌の途中で栄二さんも加わって、歌終了後には拓哉君も到着です!


さて、芝居の前に、芽吹きのエチュード。
いつも感動する空間です。観るのは大好きやのに・・出来ない(+_+)けど、もう落ち込むまい!めげて出来ないのと頑張って出来ないのとは違う!・・・ハズと信じて頑張る今日この頃。
エチュードの最後に、桐香草・瑞穂草・あゆみ草の三つの花が咲きました。素晴らしかったです。

芝居は三人姉妹の三幕最初のシーンの本読みから。
本読みとはいえ、心動いてる人の言葉は心に伝わってきます。
本読みとはいえ、心無い自分の言葉・・・即・反省!よし!いっぱい稽古しよ!!!

最後はロミジュリ!
女子的には、三人姉妹で稽古終わるよりも、このバルコニーのシーンで終わる方がHAPPYなのですが、ロミオ達には【男の心意気】という壁が立ち塞がっていて・・・。
第一のロミオ・栄二さん。
第二のロミオ・拓哉君。
第三のロミオ・遼君。
女子全員で呼びかけたり、握り合う手から感情を伝えたり、床にゴロゴロしながら力を抜いて話したり。
色々与えられる変化の中で、ちょっとずつ何かが動いて、一人一人のロミオが壁を登っていく。
ロミオが壁を越えてきてくれた時、応えられるジュリエットで在れる様、女性陣も、もちろん私も更に磨きをかけてゆく次第です!

以上!やっぱり長くなってしまった!ごめんなさい。担当はぐーでした。

スリップ作戦から、ぐーがちょっと変わってきて、うれしいイシマルです。
心と声が、ちょっと仲良くなってきたかもしれない。
でも、本読みしてみたら、また「あれれ?」だったので、きっとこのところの好調は、稽古の成果なんだろうな。自分を探る稽古。それに、稽古場で笑ってる顔が自然で、とっても可愛らしくなってきた。
……そういうところに、現れると思う、変化は。
体のことは、大きな課題だね。芽吹きのエチュードを見ていると、体の中のイメージを表現する回路が、まだ未開拓みたい。ま、未開拓ってことは、開拓する喜びがあるわけだから、これからのお楽しみにしましょう。
さ、また明日。って言うか、10時間後に。

5月12日(水)YSスタジオ

今日はなんだか肌寒いな。

なんて思ったけど、暖かかった、いや、熱かった一日でした。


まず、今日の朝練で印象的だったこと。

ひたすら自分の顔と声をほぐそうと稽古するユースケに、

「今はダメかもしんないけど、きっと将来は変わってるよ!」
って、励ましのつもりで言ったら、


「いや…今、変わりたいんですよ。」って!


結構、ドン!って胸に来た。


…だよね。そーだよね。うん。わかる。

やっぱ、今変われんなら今変わりたい。

その“今”を掴む為に毎日毎日、自分と向き合って稽古しているわけだ。


きっと神様が、頑張ってるユースケにそのうち“今”をプレゼントしてくれるよ!…って俺は何様だ(笑)

で、携帯のムービーをひたすら見ているさつきさんや、タオル使ってまっすぐ立とうとするリョウ、スタジオの中を俺達に使わせてくれて、ベランダで一人稽古するグー。


それぞれが違う課題と向き合ってる。

ちょっとでも進もうとして。

一日一歩。一ミリだって一歩は一歩。

足踏みしてたって靴は減るんだ。頑張ってこう!

周りをみてていい気持ちになった。


昨日みたいに石丸さんをガッカリさせるのはごめんだ。マジで。


外を見ると、朝ちょっと降っていた雨が止み、カラッと晴れていた。

そして、そんなこんなであっという間に12時。

稽古が始まった。


「今日は発声までサクッとやって芝居やるよー」石丸さんの声が響く。

その言葉通りに、ストレッチと発声をやり、ダンスとかはやらずに芝居に入った。


まずは「赤鬼」。

あの女と赤鬼が初めて出会う場面。

狭い船の上で、言葉も文化も違う二人が、どうにかこうにかコミュニケーションをとって、女は水を飲ませる、赤鬼は水を飲ませてもらうっていうエチュードをやった。


言葉が通じるのにも関わらず、分かりあえない事がたくさんあるのに、何言ってるか分からない同士が分かりあうのは相当難しい。


みんな体を真っ赤にして必死にやった。

で、印象的だったのはアキちゃん。


なんてったって、反応がリアルに素直。創られた感じがしない。
自分と真逆な事を肌で感じる。

そしてほぼ全員、赤鬼やった人はキモいと言われていた!

僕の隣の隣で見ていた人が

「キモいは…傷つく」
とボソッと溢していたので、女性の皆さん、芝居中だけの方向でお願いします!


で、続きまして三人姉妹のイリーナ。

働く事に憧れる場面。


ほぼ完璧に台詞が入っていたし、何かが変わったグーが立っていた。
人のことは見ていて分かる。
全然前と違う。本当に喋ってるように聞こえるのが増えた。

頑張れ、ぐー。
負けるな、ぐー。

が効いたのかな?

朝練の成果が出ていて良かった!


あと、先生がのぶちゃんの「わたし」っていう発音ってか言い方を直すのを見ていて、本当に凄いって思った。


平べったかった音を、「開く方の母音!ほら、さくら!はな!さくら!わたし!」って言って教えて、のぶちゃんもすぐ変わる。直る。


聞いてて違うのは分かるけど、教え方までは到底分からない。


ただただ凄いと思う。


そして最後は、待ってました「ロミオとジュリエット」


頭の中で、「心意気」がぐるぐる回る。

とにかく、今日は心意気だ。心意気。


朝から携帯をずっと見ていたさつきさんが、良くなっていて嬉しかった。


昨日、先生が本気で伝えたから、さつきさんの芯まで伝わったわけだし、さつきさんだけじゃなくて、色んな物を動かしたんだな。なんて思った。


うん。人生の勉強にもなる。

自分は、瑞穂さんと松田さんと一緒に演らせてもらったんですが、先生に

「女が変わっても、自分全然変わってないじゃない!」
「君、女の扱い下手なんじゃないの!…って言われちゃうよ!」


いやいや、先生。もう言ってます(笑)

僕は笑っていたが、軽くパニっクだった。

(心の中)上手いか下手かなんて分からないっすよ!いや、俺下手なのか?下手ってなんだ?上手いってどういうことだ?聞いてみようか?誰にだよ!ちょっと待て!芝居にならない。たいち、今考えるのは辞めよう。(約2秒)

で、落ち着いた。


でもとにかく、今日の芝居のテーマは心意気でやりました。


そして最後はダブルジュリエット!

桐香と静香さんが一緒にジュリエット!
相手はユースケ!


二人分だから、単純に2倍じゃなくて、10倍、いや大げさに言ったら100倍のエネルギーが飛んできてた。

本当に面白い。いつもと違うユースケが感動で震えていた。

で、これから!って熱くなったところで6時になってしまった。

今日の稽古は終了。

また明日。


こないだ石丸さんが「こういう、本当にいい雰囲気の稽古場ってないのよ。自慢の稽古場だ」なんて事を言っていて、ブログにも書いていた。


そーなんだ、って思ったけど、よく考えてみたら、自分にとってもすごく大切な場所だ。感謝。


もう今週は仕事で行けないので、みんな明日、明後日も頑張って!

また来週。


来週も楽しみって思える事や、大切な場所があるって幸せだ。


藤代太一

そうか。
そんな風に、自主練中に、いろんなことがあるんだね。
ただ、「今」は、「今すぐに変わる」のは、難しい。
目の前でめくるめくスピードで変わっていくこともあれば、1年、10年、変わらないことだってある。
何のことやらさっぱりわからない日々が続いたり、探っても探っても真っ暗だったりしても、ある日突然目の前がぱっと開けることもある。
ただ、ひとつ言えることは、「今、変わりたい」という強い欲望を持って日々を重ねることの、力。
たとえそれが今結果をもたらしてくれなくっても、その力は、きっと何かを連れてきてくれる。どこかへ連れていってくれる。
でもね、こういうきれい事は、まさに今、そんな「今」を過ごしてる若い人には、きっと伝わらない。わたしだってそうだった。50も近くなって、ようやくわかってきたことなんだもの。
導く者としての、責任を深々と感じるよ。
それと。
相変わらず口が悪くってごめんねぇ。
(正確に言うと、「女の扱い、雑でしょう!」って言ったんだけど……。)
わたしはさ、太一がいい奴だって、よーく知ってるんだよね。いいよ、君は。心意気だって、しっかりある。今日の稽古日誌読んでても、君の人柄がにじみ出ていて、わたし、とっても好きなんだ。真っ直ぐな目で人を見てる。
で、ね、芝居する時も、その真っ直ぐな目で、相手役を見てほしいんだよね。
自分に集中するあまり、役を演じようとするあまり、本当に感じられていないことが多いのよ、「わたしとあなたの間の空気」をね。自分の体温をあげようとする余り、気づけないことが多いのよ、「わたしとあなたを包む熱」にね。
そういうことかなあ。
……でも、わたし、口悪いよね。
昨日も、さつきにかなり怒鳴っちゃったしなあ。
それでも、みんながわたしについてきてくれるのは、これはただただ、みんながわたしを信じてくれている証だと思って、それを宝物だと思って、わたしもより良い「今」に立ち向かうよ。ありがとう。
では、太一くん、またいい仕事をしてきてください。
体、無理せんように。


2010.05.12

訂正

あっ、間違った。
その女 じゃなくて あの女 デス。
送った後に気付きました(-_-)
明日も前進なる稽古になりますように。
静香

5/11稽古

和田の稽古場にて。

ずっと、いいお天気だったのに、あいにくの雨
あー 偏頭痛が〜
(*_*)

それより、先週の金曜日の日誌を書くのが遅くなり過ぎて、石丸さんに書かせてしまいました‥静香です(-.-;)
ごめんなさい。

今日は週頭で皆のスイッチが遅いし、こんな天気だし、って事でダンス的なことを長めにしました。

『MAMMA MIA!』のDancingQueen♪の振り写し。
短い時間で、二期生さん達なんとなくは覚えてくれたみたい。よかった!
これは技術云々じゃなくてリズム感やノリの良さが大事になる。
皆のリズム感がぁ〜
( ̄▽ ̄;)ってことで、ビートを感じながら歩くことをやりました!!

音楽好きな人がたくさんなのに、身体でリズムを取ろうとすると、ズレたりギコちなくなったり‥
音楽の中の色んなビートを、耳で身体で感じ取れたら楽しいから、よしガンバロ☆

引き続き男子たちは今までの歩き方の癖を直すために必死に歩く。
休憩時間もひたすら歩き続けるユースケとリョーがウケるし可愛いし(笑)私も必死になって言い過ぎてしまったな。
でも歩き方だけで、その人のイメージや印象が大きく変わるんだから、たかが歩き!なんてあなどれないやぃ!!

そして、リズムを感じながらの発声♪
少しやらないだけで声の調子が変わる。
続けるって大事!

そして芝居の稽古。
まず赤鬼。
野田さんの素敵な脚本・面白い言葉が沢山あるのに、上辺しか感じ取れてない事に石丸さんをガッカリさせてしまった。
「芝居をナメてる」とまで言わせちまった。
「あー、そうじゃないんです。変わりたいんです」って皆思ってるであろう声(>_<)
自主練できるよう、石丸さんがヒントをくれる。
でも明日は、前のシーンの赤鬼とその女が出会うシーンをやることに。
言葉も通じない相手とどう心を通わせていくか‥
明日、楽しみだな。

そしてロミジュリ。
石丸さんが今日伝えてくれた事は多々あるが‥
とにかく心意気ですねん。
心意気。心意気。
って頭にぐるぐる回ってる。

本能で恋をして互いを求めあっているロミオとジュリエット☆
その役へのアプローチには、各自足らないところが異なる。石丸さんはちゃんと異なった課題をピシャリと指摘してくれてる。
だから言葉の中身をしっかり感じ取って、嘘のないよう存在したい!!

何とかやってみる!表現してみる!
失敗しても上手くいかなくても、それは自分の勝手であって、この言葉を話す人に心を開いて近付かなきゃな!!
心意気ですねん!心意気!!

心意気がぐるぐる回る。
おやすみなさい☆

静香と桐香に手伝ってもらった、わたしのオーディションの後、若き作家が言ってましたね。いろいろ芝居を見るより、ただ歩いてもらった方がいろいろわかるって。
四月にスローモーションとかやってみて思ったのは、それより前に、普通に歩けていないってこと。
裕介、遼、ぐー、新人三人の課題は、続く。

雨やら湿気やら気圧やら週明けやら。いろんな要素で何かしゃきっとしない稽古だったかも。……わたしはちょっと怒鳴りすぎたしね。
明日は、コミュニケーション演習です!
心意気勝負、続きます。


2010.05.10

5月7日(金) YSスタジオ

静香に頼んだ日なのだけれど、どうも忘れているらしく、たまには、わたしが記録を。……簡単ですが。

アップのあと、このところ遼や裕介のために続けていこうと思っている、体の芯作り、体幹作り。
地道な作業だけれど、未知の意識にたどり着くためには、いつだって、訳もわからずついていくだけの時間が必要。その時に、何が求められているか、常に意識的であること。気持ちは前向きでも、なかなか意識が向かわないようなので、わたしは二人には逐一声をかける。うるさいだろうが、いつか気づくだろう、と。
もしかしたら、気づくのは10年後かもしれない。あの時石丸さんが言っていたのはこのことか!と、いつか気づいてくれる日のために、毎日、少しずつ。

ロミジュリは、ちょっと進んだと思った太一と静香に、また大きな課題。
二人は、けっこういいんです。頑張っている。かわいいし、ここまでいくのだって、けっこう大変。でも、わたしは欲張りだし、「目指す向こう」がものすごく遠く素敵なのだ。ちょっと進んでくれたら、喜んでまたその先を求める。

遼が、発声練習ならおおらかな声が出るのに、台詞になると急に平べったい音を出してしまうのは、如何にも今の若い人。でも、ようやく少し違いが自分でもわかったようだから、これからだね。
持ち前のいい声で、しっかり相手に届く声が出た時は、稽古場にいる人みんなから、「おおっ!」って声がもれるほど、違いは歴然。
そして、立ち姿も。意識し続けることで、きっと何かが変わってくるだろう。
20代前半までの個人履歴でついた癖。
それくらいなら、まだまだ変えられる。
ただ、これも、どこにたどり着きたいのか、その向こう岸が、はっきり見えていることが大事。
毎日、とにかく、自分を見ること。意識すること。分析すること。

加藤さん復帰で、オーリガ。
思ったより声が保っていたし、勘も鈍っていないみたいで嬉しい。
今度は、マーシャにも挑戦してもらおう。
なんて言っても、ぐーが、ほんの小さなステップではあるけれど、足をかけたことが、この日の喜び。
ジャージを着ていた女が、肌を露出しただけで、何が変わるか、これは見ていたみんながその目で確認したこと。
立ち方が変わる。地面に突き刺してる足の感覚が変わる。すると、樋口のふわふわした声に核ができる。
時間をあげて、しっかり集中してもらうと、その間にも、胸から鎖骨のあたりが肌色が赤くそまっていて、そういうことが、樋口を助ける。
口先でしゃべっていた女が、ためこんだものを体の少し奥からこぼそうとしただけで、出てくる言葉の実感が変わってくる。

終わったあと、ぐーのことをシンパシーを持って見続けていた上村さんが、自分のことのように「よくなった!」と喜んでいたのが、印象的。
そして、女である以上、誰だって持っているはずのものを表現することの難しさを語っていた。
そう。誰だって持っているもの。知っているもの。それを的確に抽出して、表現できるかどうかが、観客と俳優の分かれ目です。

収穫の多い週でした。
3日のブランクが終わって、また新しい週。
今週は、裕介の発見の週にしたい。

2010.05.07

5月6日YS

今日は何もしなくても汗ばむ蒸し暑さ。
稽古場の窓を全開にして、ちょっとだけ夏を感じた日になりました。

新メンバーや松田かをりさんも参加の賑やかな稽古。


前半はいつも通りストレッチ、発声、歌。


それに加え今日は佳恵先生のバーレッスンもありました。
ナント、
大介さんも参加の身体の軸を意識するためのレッスンです。

骨盤をちゃんと立てて、お腹を引っ込めて、呼吸を身体に流し続ける。

それだけで、じんわり汗ばむ。疲れる。

普段意識を向けないことに集中するのって、なんだかやたら難しかったり、自由を奪われた感じがするけれど、
こうゆう地味な訓練が一つクリアできると、全然別の部分で大きく何かが変わったり、成長できたりするんじゃないかなぁ、と思う。

後半は三人姉妹から。


桐香→イリーナ
敦子さん→オーリガ
上村さん→マーシャ


台詞に実感を持って


台詞の間をつめて


一人でやらない


ただ泣く、怒る、興奮する、そんなのは誰にだってできることで、表現ではなくて自己愛。


不安で仕方なくて、自分の気持ちを言葉にしてみたら、自分で思っていたよりずっと大きな不安だったことに気づいて、とめどなく色んなものが溢れてくるイリーナ。


もっと繊細な所に持っていきたい。

続いてぐーのマーシャ。


色気がない、とのダメ出し。次回はスリップを着て、マーシャ。

ガンバレ、ぐー。
負けるな、ぐー。

最後は、ロミジュリ。

本当にそれぞれの課題がある。

姿勢だったり声だったり気持ちだったり。

石丸さんが

「女の子は例え自分が相手をリードしていても、リードされてるように見られたいものなんだよ」

「女の子をのせてあげてよ」


と言っていた。


トテモ、ヨクワカル。


最後は、さっちゃんと恋の妖精役の松田さんによる、共同ジュリエット。


さっちゃんの横で励ましながら一緒にはしゃいで恋を応援する松田さんと、松田パワーで可愛く変化するさっちゃんのコンビは周りを幸せにするほど可愛くて、見応えのあるものでした。

こうやって書いてみたら、自分でやっていた時の記憶が曖昧で上手く書けなかったです。許してください。


明日もがんばるぞぉう。

桐香

おっと。
今日は桐香の番だったんだね? 知らずにわたし、栄二に「今日、書いて」って言っちゃいました。ま、いいんですが。今日はダブルライターということで。
ガンバレ、ぐー。
負けるな、ぐー。
この2行に、わたしは深夜、ぐっとくる。
明日は、ぐーの日になるかしら。してくれよ、ぐー。
恋の妖精かほりは、明日もまた来てくれるみたい。
なんだか実に幸せな稽古場になってきた。わたし、いい稽古場持ってるなって、かなり自慢。なかなかないんだよ、こういう稽古場。明日は加藤さんも復活で、賑やかなこと間違いなし。
わたしも明日もがんばるぞぉう。

2010.05.06

5月6日(木)YSスタジオ

本日は総勢17名で、日射しの暑さに負けないくらい、熱い稽古でし
た!!

ストレッチ→バーレッスン→発声→歌唱→三人姉妹→ロミジュリ

ストレッチは二人組になって、お互いの呼吸を感じながら伸ばしあう。
深く呼吸をすればするほど、身体は伸びてくれる。

バーレッスンは佳恵先生の指導の下、身体を引き上げる感覚を学ぶ。
身体の硬い男性陣は悪戦苦闘(汗)
自分の身体は自分で改革するしかない!!
きっと意識するかしないかだと思う。
タオルを挟んでの引き上げる方法がすごいわかりやすかった。

歌唱は美女と野獣で、母音を伸びやかに前に出すこと。
ドレミでは、どの高さまで声が出るか、相手に理解してもらうために語り
かけること。

これから歌詞が身体に取り込まれてくれば、美しいハーモニーが聴けそう
だ。

三人姉妹は皆さんそれぞれに奮闘していて、イリーナの夢と現実の狭間で
もがいている姿や、オーリガの家族を守る為に自己犠牲に徹している姿
や、マーシャの愛に救いを求めている姿を思うと、見ている僕も胸を締め
付けられる。

ロミジュリはそれぞれのペアでの関係が見えて、すごい面白かった。見つ
め合う瞬間の空気感や、本気に喜んで、本気に悩んで、熱くなる想いが辺
りを包み込む。
それが今までその人から聞いたことない声や身体や表情になって表れる。

気持ちが世界を変える。

こんなにストレートに人を愛して、その人が世界の中心になっていく、な
んて素晴らしいんだろう!!

相手が届けてくれる言葉や、表情や、仕草や、見つめてくれる視線、相手
の一挙手一等足が世界を変えていく。

でも僕はまだまだそれをキャッチ出来てない。だから一辺倒なボールしか
投げることが出来ず、なんてもったいないことをしてるんだろう。

明日はロミオという男としての包容力や、頼もしさや、誠実さなど、カッ
コよさを持てるよう望みたい。

石丸さんや、先輩方や、仲間達に囲まれて、芝居が出来ることに感謝で
す。

明日も頑張ろー!!
世界を変えるぞー!!

浅木栄二

「三人姉妹」に関する栄二の感想は、わたしが女性たちに求めているものとちょっとずれているなあ。稽古場で、演出意図をあれだけ語りまくっていても、なかなか伝わらないものだな。ま、それぞれがそれぞれの現在で見たり聞いたりするわけだから。……それが演劇の限界であり、無限の可能性でもあるね。
今日の稽古で印象的だったこと。
上村さんの表現がぐっと上等になってきたこと。
太一が、「調理場」の時みたいに、進化の兆しを見せたこと。
栄二が憧れの強さでもって、台詞をきっちりいれてきたこと。
亜紀ちゃんがかなりキュートだってこと。
信ちゃんが、府中の町工場の風を一瞬にして吹かせること。
さつき・かほり×大介・太一のダブルスが、さつきをドキドキさせたこと。
さつき、忘れないでよ、そういうときめきを!

5月5日

今日はゴールデンウイークがあけて初めての稽古。
連休明けでなまってるんじゃないかとガクブルしながら11時に和田スタジオに集合。


稽古はいつも通りに

ストレッチ→自己紹介→発声→ダンス→演技

の流れでした。


まずはストレッチ。
俺にとっては最初から山場だ〜。自分だけ違う生物なんじゃないかってくらいかたいし正直今日はストレッチで一番汗を流した気がします。(笑)毎日風呂あがりにストレッチすればあっというま(1年間)にやわらかくなるらしいので日々精進しないと。


次に自己紹介。
今日から阪田瑞穂さんと平岩信子さんが新メンバーとして参加し、その2人が自己紹介してくれました。苦手といいながらもしっかり話してて尊敬します!おれもあんなふうになりたいな。
でも女性が2人……………………男の割合がますます減ってちょっと残念。(笑)次の新メンバーは男性希望です。(笑)


そして発声練習。
今日は新メンバーもいたので発声の仕組みの話からでした。頭では理解できてもいざやるとなると全然できない。長期的にみて改善してくってことなんで焦らずに、でも着実にじっくりやっていきたいです。
そのあとはいつも通り。最後に走りながら発声。この練習はかなり疲れるけど唯一褒められるので好きです。(笑)


最後にロミジュリの演技稽古。
前にもやったジュリエットが一人で部屋の中を喜びでのたうちまわるエチュードをやりました。この時ジュリエットの気持ちを乗せるために男達がジュリエットの名前を呼び続けたのだがこれがものすごく良い勉強になった!特にノブちゃんジュリエットとやった時には今まで石丸さんが言ってた相手を感じるってことが少しでも感じることが出来た気がしたので嬉しかった。
最後にみんながそれぞれ台詞を読んだのですがこの時に石丸さんが話してたことで印象に残ってること……とゆーか覚えてること(笑)を書きます。

・文末を抜かない。母音をおく。

・母音を口の前にだす。体を使って声をだす。顔だけで発声しない。

・声をお腹に落とすイメージ。

・言葉一つ一つに実感。

・日常で起こった感情の変化を記憶する。


………ほとんど自分が言われたことしか覚えてない。大変申し訳ないです。


とまー大分省略してして書いてしまったけど今日も楽しいレッスンだった!


あと最後に一つ!
実は今日一ヶ月一緒に頑張ってきた人がやめてしまった。その人は大学の勉強と演技の勉強どっちをとるかというちょっと前の俺と全く同じ悩みを抱えていて、その分今回やめてしまったことがせつなかった。でもそれが考えて迷って悩み抜いて出した結果ならそれがきっとベストなんだ!!!と自分を励ましてみたり。(笑)
途中から訳がわからなくなったけどとりあえず言いたいことは自分で決めた道なんだから全力でやらないと馬鹿だ!!!!それを今回の件で再認識しました。

拙い文章で申し訳ありません。吉木遼でした。

遼。
いっぱい課題、あるよね。
いっぱいありすぎて、きっと何から手をつけていいかわからないかもしれない。
と同時に、「俺は俳優だ」って言えば、今日からすぐになれる職業でもある。
撮ってもらったり、舞台に立てばね、すぐに俳優。
だから、人として、より魅力的になる、生きるってことが大事。
とは言え、遼にとって修行の一年の最初の目標は、やっぱり何より先に立ち姿かな。よけいな力をとって、ニュートラルな体を手にいれること。もう、ナルシストって言われてもいいから、しょっちゅう鏡を見て! そして、出来れば、自分が演じてる姿をビデオで撮って、毎回チェックするのが、一番自分で認識しやすいんだけどなあ……。
ただ、ま、ビデオがなくっても、わたしの二つの目がずっと見てる。
見てるから、かっこよくなってほしい!
一年で、人はどれくらい変われるだろう?
体の柔軟度、ダンス、立ち姿、歩く姿。
声は最初からとってもいいものを持ってる。その宝をどこまで育てて生かせるか?
感じる心、読み取る知性、伝えるエネルギー……。
頑張れ!

2010.05.01

4月30日

4月最後の稽古。

今日は石丸さんが3時までしかいられないので11時半からみんなでストレッチを始める。

十二時過ぎから発声。

途中から座って体を安定させリラックスした状態で一人ずつ声を出した。

なんだかお腹に息が入りやすくなった気がした。

でもやっぱりあんまり声は出ない。

はたして自分は低い声が出る日がくるのだろうか。

う~ん、

わからん。

でもとにかくがんばるしかない。

でももともと自分の高い声にものすごくコンプレックスがあったので(今はあんまりないけど)低い声が出せるようになったら万々歳だ。

その後昨日いなかった人たちが自己紹介をした。

不意打ちだったのでみんなびっくりだ。

昨日の僕らのように。

栄二さんが自虐的な自己紹介をしていた。

石丸さんは「栄二はいいやつだよ」といっていたが僕も同感である。

でも自己紹介で間を持たせられる人とそうでない人の違いはなんなのだろう。

できる人がうらやましい。

自信かな。

なんだろう。

う~ん、

わからん。

でもとにかくがんばるしかない。

それからエチュードで、流れている曲のイメージを体で表現するのをやった。

実は僕は前にこれと似たようなエチュードをやったことがあったのだが大の苦手で、やっぱりこれも全然できなかった。

これもできる人とそうでない人の違いはなんだろう。

どうやったらできるようになるのだろう。

う~ん、

わからん。

でもとにかくがんばるしかない。

その後ロミジュリをやった。

昨日やったときは興奮しすぎてなんだかわけわかんなくなって、セリフがしっかり言えてなかったので、今日はしっかりと腹におさえてやるぞ!

と、意気込んでやったが、

結果は昨日と同じ・・・。

やっぱり自分で勝手に喜んで興奮してるだけで、相手を受け止めたり、安心させたりしようという気持ちが全然足りないのだろう。

そうだ!余裕がない男はだめなんだ!

うん、きっとそういうことだ!

うん・・・。

なんだかロミジュリのことを考えてるとどんどん興奮してきてしまう自分がいることに今気づいた(笑)

う~ん、

わからん。

でもとにかくがんばるしかない。

石丸さんがいなくなった後は静香さんにバーを使ってダンスの稽古をしてもらった。

くるくる回るの(名前忘れちゃった!)に必要な基本的な体の動きや使い方や姿勢などをならった。

首、肩、腕、ひじ、手、脇腹、腰、足、指などいろんなところを意識していないといけないんだと気づかされた。

はたしてこれが無意識にきれいにできる日がくるんだろうか。

う~ん、

わからん。

でもとにかくがんばるしかない。

わからないことだらけで、

がんばるしかないことだらけだけど、

それが楽しくってしょうがない。

自分が本当に欲しいものが入っていて、でも開けられない宝箱がたくさんある。

どうやって開けたらいいのか全くわからない。

そこで石丸さんが開け方のヒントを教えてくれる。

そして僕は開けようと努力する。

僕にとってこの稽古場はそんな場所だ。(拓哉)


わぁ〜、大変!
わからないことがいっぱい。頑張ることがいっぱい。
大変ではあるけれど、なんだかもう、成長あるのみって感じで、春らしくっていいね。しっかりと根っこを伸ばして、伸びやかに枝葉を伸ばしてください!
そして、ぜーんぶ出来なくってかまわないから、何か「これだけは負けない」ってものが見えてくるといいね。
タクヤのロミオは、まだまだこれからだけど、ジュリエットに目が釘付けで舞い上がっちゃってる姿は、かわいくって仕方ないよ。
これから、それをゆっくりと表現に置き換えていこう。
演劇って、楽しいでしょ?

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