身体能力と、ひたむきさ、感動の初日。
G-Rockets初日。
なんてタフで、柔らかで、ひたむきな女たち。
高い高い身体能力と、仲間通しの信頼関係が、類い希な表現を呼んでくる。
演劇、かなわないな、あんなことやられちゃあ。
しかも、大人も声をあげる楽しさの3D映像とのコラボ。
GPから、すでにわたしは、感動に継ぐ感動。
わたし演出の「控室」は、あまりに稽古日数が少なかったので、迷える時間を与えてしまい、それはわたしの大いなる反省材料なのだけれど、彼女たちは本番で、ぽんっと飛んでくれた。
わたしの見たかった芝居、またひとつ見ることができた。
わたしの見たかった、繊細かつ大胆、傷つきやすいけどひたむきで怖いもの知らずの、かっこいい女の子を、観客も喜んでくれますように。
あと、二日で三回の公演。
来年の劇場申込用の資料もようやく作成、送付して、
さあ、これで、きれいな体になって、秩父本番一週間前。
秒読み開始だ、いよいよ。
今年に入ってから、ずっと案を練り続け、
いったんは既成作品に向かったものの、
男性陣の出演不可情報が入ってきて、一気に方向転換。
一ヶ月のインタビュー期間を経て、
八月いっぱいの、眠らない夜。
曲があがってくる喜び。
蓋を開けたら、大変すぎる稽古。
スタッフとの交渉も、たった一人でおおわらわ。
それも、いよいよ。
あと一週間。
1時間45分、13曲分の夢を、来週は迎えているのか……。
さあ、行こう。