気がつけば、朝。
朝だ、また気がつくと朝だ。
秩父のコンサートが1ヶ月後にせまっている。
選曲と訳詞、打ち込みだのに追われて、気がつけば、朝だ。
そして、公演が終わって片付けたはずの部屋が、
あっという間に、楽譜だらけになっている。
机も、床も。
Macのデスクトップにはファイルが散乱。
私塾も再開。
塾生たちの一部は、わたしと交代に稽古に入っていたり仕事があったりで、少人数再開ながら、稽古は熱い。
演出家モードに戻って、なんだか自由の天地に解放された気分。
まあ、今のうちだけで、本業ならではの苦悩もあるが、今は、俳優たちを見ているのがただただ楽しい。
でも、眠らなければ。
でも、たまには休まなければ。
とは言うものの、今はひたすら頑張るしかないの。
……わたしには、今、大きな仕事はない。
ただ、ひたすらに、
わたしを慕ってまわりに集ってくれる人たちに、
できる限りの愛情を手渡すのが仕事だ。
それには、準備がいる。
だから、やっぱり、気がつけば、朝。
台風間近で、空はどんより灰色だけれど、
わたしの心は、何やら晴れ上がっている。
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