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2011年10月18日 (火)

恩師のこと。

一通の葉書が、午前中、届いた。
恩師からだった。

わたしは中学高校とミッションスクールに通っていたが、その6年間、ずっと演劇部の活動に熱中していた。恩師は、その顧問だった英語の先生だ。
母校はわたしのいた頃、ちょっといいメンバーが集まっていて、高校演劇の全国大会に行くような、そんな学校だった。
東京に行くのは、千葉の全国大会に行く時が初めてで、先生と一緒に総武線に乗った時のお茶の水駅の景色を、なぜかよく覚えている。
我が故郷、姫路にやってくる新劇公演は、ほとんど先生が手配してくれて、一緒に観にいった。評判のいい芝居がかかっていたら、放課後新幹線に乗せてくれ、大阪まで観劇に連れていってくれた。懐かしい、憧れの食堂車で、ハンバーグ定食を食べさせていただいたこと、絶対忘れない。
先生と観た中で、いちばん記憶に残っているのは、アルブーゾフの「ターニャ」。新人会の公演で、長山藍子さん主演だった。すでに結婚した女が、自立していく話。ちょっと、ノラに似ている。
それを観てから、わたしはロシア文学やロシア演劇に熱中し、俳優になるってことも、「ターニャ」を観て心が決まった記憶がある。それまでは、音楽の道に進もうって決めてたのに。

東京で、大きな商業公演に出た2回目、築地本願寺で平さん主演の「オイディプス王」を観にきてくださって、わたしを見るなり、「石丸さーーーーん、おめでとうーーーーーっ」と駆け寄ってくださった姿も、一生忘れないだろう。

最近は、病と一緒の生活で、苦しんでらっしゃる時も多いが、それでも、わたしが今演出する作品を、ほとんど見にきてくださる。

そんな方がいるから、今のわたしがいる。

葉書には、「お誕生日おめでとうございます。」と書かれていた。

ありがとうございます。
先生のことを書いていたら、感謝の気持ちで、ちょっと泣いた。

先生に、はじめてお会いしたのが、12歳の時。
石丸は、おかげさまで、もう、50歳になりました。
感謝します。

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コメント

お誕生日おめでとうございます!これからも引き続き宜しくお願いします!

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