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2011年11月25日 (金)

秩父の精。

朝から慌ただしい一日だった。
To Doの多さに何かしらの不安を感じてか、5時半就寝から3時間で目覚めてしまい、すぐにMacを立ち上げ、仕事。ちょっと悲しいけど、あんまりお金にならなくても、仕事。これがわたしの生きる道。
稽古は、昨日LOVEを感じた割には、なかなかうまく進まず、いろいろと演出的手腕を使っても、俳優たちの心が動かない。待つ。じっと待つ。明日。また明日。種をまく。萌芽を信じる。
稽古後は、ひたすらフライヤー制作して。
完成した!と思ったらプリンターがインク切れで寒空の下、量販店まで自転車を飛ばし。
いい歳して、20代の劇団主宰みたいな生活だ。
まあ、いい。それはそれで。

あ、そうだ。
稽古の休憩中に、路地の黒猫と長い長い時間、目があって、お互い目をそらすことができず、わたしはマドリッドの廃墟で視線を交わらせた犬の目を思い出した。
この話は、また改めて書こう。わたしの人生を、ちょっと歪ませた経験だったのだ。

帰宅して。
秩父市民ミュージカルの堀田さんから、ありがたいお届け物を受け取った。
秩父の銘酒、源作ワイン。
わたしがこの5年間、愛してやまず過ごしてきた秩父市民ミュージカルが、今、岐路に立っていて、27日に久しぶりに出向いて、今後をメンバーと考えることになっている。
わたしの秩父LOVEを、まだまだ喪いたくない。
楽しみ方は、いろいろあるはずだ。何事も、明るく、前向きに。

堀田さんのご主人が、手紙を添えてくださった。
 『感謝の意をこめて「秩父の精」をお送りします。』
と、ある。

この、「精」の字。
これは、昨日のわたしのブログを読まれて書かれたものか。
それとも、偶然?
いずれにしろ、秩父の精が、今、手元にある。
なんと、一升瓶だ。
一升瓶から、一人、赤ワインをグラスに注ぐ。
趣深い。
なんたって、秩父の精だぜ。

ああ、酒飲みでよかった、と、思う。

すでにほろ酔い。
よく眠れそう。

そうだ、忘れずに書いておこう。

伊藤靖浩ライブを御予約くださったお客様、ありがとうございます。
わたしのお届け物は、かなり素敵な時間になると思います。
わたしも、その日を心待ちにしているのです。

私塾の公演を、早々と申し込んでくださったお客様にも感謝。
俳優たちと、演出家の、何よりの励みです。

ほんのり、喜びの夜。

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