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2011年12月 5日 (月)

戯言。

うむむむむ。
明日は9時から稽古である。
ゆっくりお風呂に入って、生姜茶を飲んで、いつもよりしっかり早く床に着く、という目標に向かっていたのに、まずかったのは、お風呂での読書だ。
マックス・エルンストの「百頭女」を一葉一葉眺めていると、頭の中が言葉だらけになってしまった。
絵を見ても、ダンスを見ても、音楽を聴いても……何か心に触れると、わたしは真っ白になって体が痺れるか、言葉まみれになって言葉に溺れるか、どっちかだ。
エルンストの絵からは、とんでもない言葉ばっかり溢れてきて、で、その文字たちが集まって、奇っ怪な生き物を創り出してしまいそうで、なかなかえぐいバスタイムだった。

で、眠れない。
でも、大丈夫。
この間は睡眠2時間半で劇場稽古に向かったが、演出脳は冴え冴えとしていた。

不幸が、わたしのステータスだったんだと、つい最近思い出した。
わたしは、ここのブログに「幸せだ」と、よく書く。
でも、もちろん、ブログには書けないことがたくさんある。
今、わたしを形成しているのは、この書けない部分で、
それは、少し、不幸の様相を呈している。
この、拭えない不幸は、どうしようもなく、わたしが仕事をする、物を創る時の、エネルギーなのだ。
そして、これは、墓場に一人で持っていく類のもの。
誰とも共有できない。
きっと、みな、同じこと。
ただ、わたしは生きるエネルギーが、確実に人より強いので、
墓場への土産は、年々、荷姿を大きくしていく。
マグロみたいに、ずっと仕事してしまうのは、
この手に負えない荷物のせいなのだ、きっと。

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