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2013年1月

2013年1月16日 (水)

日々。そしてお知らせ。

着々と……着々と? いろんな準備が進んでいる。

3月の私塾公演。
6月のボリス・ヴィアン。
上演時期の決まっていない、新しいミュージカルのパッケージ。
そして、その先、10月、12月。

着々っていうのは嘘で、
もう毎日、もんどりうちながら少しずつ進んでいる。

書けない歌詞にぶちあたった時は、また救ってくれるものと出会った。
それは、思いがけず、スコット&ゼルダ・フィッツジェラルド夫妻の人生を読み直すことだったり。
今夢中になって読み解いている、テネシー・ウィリアムズの人生だったり。
そして手を離れた歌詞は、曲がつくのにも、長い時間を要した。
詞・曲ともに難産だったナンバーが、今夜、さっき、誕生した。
美しい、美しい、1曲になった。

着々と? 
ある時は豹のように駆け抜けているんだけれど、
ある時は、牛の如く。

そんな中で。

今週末、日曜日、20日。
伊藤靖浩さんが、かつてのバンドメンバーでもある名ピアニスト伊賀拓郎さんと、ライブを開くことになりました。
そう、わたしが一昨年末企画したSoloLiveのピアニスト、伊賀さんです。
伊藤さんと伊賀さんのコンビは、もう、わたしにとっては音楽の喜び以外の何ものでもない。
SoloLiveにお越し下さった方も、いらっしゃれなかった方も、是非、お運びください!!

そして、空いている午後の時間帯を使って、
昨年末の年忘れ公演で上演した、伊藤×竹中友紀子コンビのショートミュージカルも再演。
そしておまけに、わたしがやはり一昨年末にIN-Projectで上演した、一人ミュージカル「ありふれた母と娘の話」も、再演します。

これも、是非!!
わたしまで、ご連絡ください!!


以下詳細。

場所:Art Live Space 「Special Colors」 東京都中野区新井5-9-1 アーバンハイム津嶋地下

時間:
★ ショートミュージカル「カーテンの向こう側」+石丸音楽語り「ありふれた母と娘の話」
15:00 open
15:30
1000円+1drink(500円)

★伊藤×伊賀ライブ!!
18:30 open
19:00 1st set
20:00 2nd set
(入れ替えなしで、別のプログラムです)
2500円+1drink(500円)


2013年1月 7日 (月)

体、二つ、ほしい。

久しぶりに、秩父市民ミュージカルのレッスンに赴く。
通い慣れた道なるも、昨年は東京での仕事があまりに忙しくて、数えるほどしか行けなかった。

全力で立ち上げた7年前。
レッスンピアノのいないところで稽古を乗りきるために、わたしはFinale(楽譜作成ソフト、高かった!)を購入し、打ち込みしてMIDIでカラオケを作ることを覚えた。2007年の年越し年明けは、打ち込みの独習に明け暮れた気がする。
結成4ヶ月後には、30人で2時間のオムニバス公演をこなし、
テーマソングを作詞作曲編曲して、自分でカラオケまで作った。
何も知らなかったのに。
音楽と今までよりもっと仲良くなったし、スコアを読む勉強になったな。
その後、Finale使いの技術は、ミュージカルの仕事で我が身を助けることになった。

そして、俳優や歌い手を導くということに関しては、高校生から70代までの一般人とのつきあいで、たくさん、本当にたくさん、学んだ。学ばせてもらった。

何よりは、東京でプロの俳優たちとつきあうより、もっともっと親密に、家族みたいに、愛し合うようになったということだ。
わたしという家長に、年若い息子や娘、年上の息子や娘が、懸命に、純粋に、いつも笑ってついてきてくれた。秩父という町で、わたしが稽古に行くのをずっと待っていてくれた。
どれだけか楽しくて厳しい稽古をともにした。感動した。

わたしの稽古や公演はすごく激しいので、5年を区切りに、メンバーが入れ替わった。
わたしにとっては、演劇が人生のすべて。
でも、普通の人たちは違う。
仕方のないことだったが、長らくうちひしがれて立ち上がれないような淋しさだった。

昨年から、第2期市民ミュージカルが始まって、
忙しいわたしは、もうこのチームを離れる時期なのかと考えてもいた。

しかし。しかし。
今日、久しぶりに行くと、「待って」いてくれるのだ。
わたしが行くのを、楽しみにしてくれている人たちが、また新しくそこにいる。
で、もう、待たれてしまうと、「行く」と決めるわたしがいる。
家を出て3時間しないとたどり着けない稽古場だというのに!!

体、二つ、ほしい。

わたしを待っていてくれる人、すべてのところに駆けつけられる訳はないと知っている。
でも、「出会う」ことを、出会った限りはもっと「つながる」ことを、
わたしの一生の仕事にしたいなあ、と思う。

でも、やっぱり、ほしいよ、体、二つ。

2013年1月 5日 (土)

新しい季節。

クリスマスとか、お正月に縁がない生活をしています。

生活の区切りは、公演の区切り。
クリスマスだろうが、お正月だろうが、公演があれば仕事。
そこは区切りではありません。

引っ越し荷物の整理もつかないままに、「エッフェル塔の花嫁花婿」「三人姉妹」「EYES」「ペール・ギュント」「年忘れライブ」と、生き急ぐように続けてきた連続公演が一段落して、今年は、わたしの区切りと、お正月という区切りが、一致してくれました。

果てしない衣裳・小道具・資料の整理をして。
混沌を極めた部屋を何とか片付け、台所だの水回りだのぴかぴかにして。

おせち料理を作って、重箱を飾るという喜び。

風という、一緒に暮らして半年の猫がいて。

初詣に出かけて。お寿司を食べ。映画を見て。遊んで。

昨年苦労をともにした俳優たちと、賑やかに、食べ物とお酒満載の新年会を開き騒いで。

===

さあ、新しい季節よ。
いらしゃい。

仕事せずに暮らした数日は、山盛りのTO DOをわたしに残したけれど、
悔いなしのお休み。
あとは、また走りつづけるのみ。

言わなければ死んでしまいそうなくらい、言いたいことが、まだ沢山残っている。
もっともっと、自分の手で美しい世界を作りたい、見たくてたまらない。
そして、わたしの見たいものを「見たい」と思って待ってくれている観客と、一人でも多く知り合うために、わたしは、生き急ぐ。

生き急ぐなと、何人もに注意された昨年だけれど、恐らく今年もそれは変わらない。
人の意見を聞かない訳じゃあないけれど、止まれないんです。
今は、止まれない。

この、両親からもらった小さくて屈強な体。
雑に扱い過ぎて、ちょっとガタが来ている体。
今年もフル活用して、生き急ぎ、かつ、大切に丁寧に作品を創ります。

他者とつながることも、
人の力になることも、
命の喜びを歌うことも、
わたしには、演劇でしかできないから。

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