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2013年6月 3日 (月)

3ヶ月でできること。

7月16日、NYマンハッタンのDorothy Strelsin Theatreで初日を開ける
わたしたちの新作ミュージカル "Color of Life”
先日のリハーサルの後撮ったプロモーションビデオをもう一本ご紹介します。
"What We Can In Three Months" 1曲丸ごとのお届けです。


作詞でまずわたしが悩み……いや、作詞というより、台本の構成上、ここで何を書くべきか何を切り取るか、とても悩んだ作品。
2日ほど悶々と暮らし、本棚を何となく眺めていたら、スコット&ゼルダ・フィッツジェラルドの本が目に飛び込んできた。わたしたちのことを書けばいいんじゃない?って言われてる気がして、彼らの人生を再読。その後はスラスラと書きあげました。
作曲の伊藤靖浩さんは、驚くべきスピードで作曲をする人なのですが、この曲に関しては珍しく聞こえてくるまでに時間がかかったようです。
とても時間をかけて作ったこの歌、大事な1曲になりました。

現在、リハーサルを経て台本を再考、1曲をカット、新曲を3曲書き足す作業が進行中。そして、資金の調達にも、じっくり丁寧に、動いています。いろんな責任を感じながら。どうぞ、我々の公演にお力をお貸しください。
登場人物だけではなく、3月末にフェスティバル参加が決まってから、わたしも、「三ヶ月でできること」を模索しています。
こちらに、サポートのお願いをまとめてあります、是非ご一読ください。


さて。
英語上演されますから、今回、わたしの書いた日本語歌詞はお披露目されることがありません。
是非、凱旋上演として日本語&英語上演二本立てで公演をしたいのですが、まずはNYで初日を開けてから。一歩ずつ。
今日は、鑑賞のため、ここにご紹介します。
二人の言う「3ヶ月」は、観光客ビザが許す3ヶ月のことです。

"What We Can In Three Months "

幸せの重さって 何ではかるの?
一瞬の重み?
束ねた時の重さ?
幸せの最中にはかるもの?
幸せが終わった時にはかるもの?

「……3ヶ月。」

3ヶ月あれば 何でもできる
世界旅行 外国語の習得
映画の撮影 会社を作る
整形して別人に変身!

「……わたしたちの3ヶ月。」

1日目にして キスとベッド
2日目 NY制覇の散歩
3日目には またパーティー
毎日がお祭みたい!

寝た後で後悔した
男と寝た後悔じゃない
この人は大事 そう思ったから
大事な人とは すぐ寝るべきじゃない
このわたしが……らしくもない……

同じ悩みを持ってる
子供の頃はそれで愛せた
大人になるのは 複雑で嫌
大事な人だけど 一緒にはいられない
このわたしが……らしくもない……

スコットとゼルダは 幸せだった?
輝く日々
泡と消えるお金
踊り続けたダンスの酔い
飾る喜びの後にすべて喪った

お祭の後は寂しい
だからお祭って怖い
お祭が好き 生きてる感じ 
終わりがあるから 今が怖いのも本当
このわたしが……らしくもない……

台詞「……わたしたちの3ヶ月。もうあと1ヶ月の猶予期間。」

3ヶ月でできること
3ヶ月でしかできないこと
3ヶ月を4回重ねて1年
3ヶ月を20回重ねて5年
3ヶ月を40回重ねて10年

幸せの重さって 何ではかるの?
一瞬の重み?
束ねた時の重さ?
幸せの最中にはかるもの?
幸せが終わった時にはかるもの?

(男が部屋に入ってくる。)

  眠れない?

  ……

  じゃあ、僕も起きてていい?

(と、近くの椅子に腰掛ける。)

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