7/25
AAにて、羽田にさきほど到着しました。上演に使った絵など、かなり多めの手荷物での帰宅なので、迎えの車を待っています。
仮の宿を離れる前に鍵が紛失したりとか、何から何まで大騒ぎで、本当に何の観光もお休みもなく、NYを離れました。
たくさんの人に、支えられた仕事、支えられた旅でした。
サポートしてくださった皆様への報告やご連絡、あらゆる経費の決算、この演目の今後の展開、次回公演の準備など、山積み。
大きな体験を経て、また新しい気持ちで演劇を楽しみたいと思います。
でも、その前に、35日離れて暮らした、愛猫風に会える時が、ああ、もうすぐ!!!
7/24
エリと短い時間で、たくさんの話をする。
友人の目に映った自分を大切にすべきだ、というのは、このNYの仕事で、エリ(旧友)と啓ちゃん(新しい友達)と過ごして、実感したこと。
自分が、「自分」と思っているものより、友人の目に映った「自分」の方が信じられる、という、珍しい現象。いや、珍しくないのか?
母に電話をし、ほんのわずかな時間で、自分の生きているありがたさを実感する。
わたしが"M10 Our Time"で書いたように、延々と続いてきた時間の中で、命が生まれ、父が育ち、母が育ち、子供が産まれ、また父が育ち、母が育ち、子供が産まれ、人間は「求めよ、さらば与えられん」って言葉そのままに、進化を続け、今に至る。その連鎖の中の母とわたし。
母と話しているだけで、そんな、長い長い時間に詰まった愛情と生きる力を感じる。
母の声を聞いていると、こうしてしっかり「生きて」いることが、自分の大事な仕事なのだと思えてくる。
わたしは、失敗や後悔の多い半生を送ってきたけれど、母がいるから、いつも前向きでいられるのだ。きっと。
7/24
オフとオフオフの業界事情をわずかに聞き込んできて、これからここでまた何が出来るか考える午後。
夕刻よりブルックリンに移動して、かねてから靖浩が、終演した暁には行きたいと望んでいたオイスターバーへ。
わたしは、パリ公演の折り、大好きな生牡蠣を人並み以上に食べて至福を味わい、人並み以上におなかを壊して地獄を味わった人。(あまりに死にそうだったので、搭乗拒否されてしまった。機内で死んでも文句言わないって内容の誓約書に署名して、ようやく乗せてもらった……。)
だから、幸せそうに牡蠣を食らう靖浩とフランを眺めていただけ。
でもまあ、人が幸せそうな顔してるのを見るのは、悪くない。
今は、お世話になった黒部エリ様をアストリアのブロードウェイにあるビアホールで待っている。ひとり飲み。
電話なしで結局1ヶ月乗りきった。
だから、こうして今、携帯のない時代みたいに、なかなか連絡が取れず待ち惚けしているのだ。まあ、最後の夜に、そんなのもいい。
かなり気持ちいい店だし。
さっき、怪しいWifiにつないで、30分のネットワークをゲット。
メールできたので、たぶん会える。
NY最後の夜。
感傷的になるには大人過ぎる。感傷など、ない。
大人なので、分析が過ぎると嫌気がさすので、人待ちの風体を装って、頭を空にする。
ただ、こうして一人オープンエアで飲むことを、楽しむ。
頭の中に何もない時間は、久しぶり。
7/24
明日の帰国に向けて、やることがいっぱい。
まだ仮に稽古場に置かせてもらっている小道具の整理、持って帰るか送るかの算段。
近い先、またここで公演するための勉強に、人と会う約束。
そして、1ヶ月強の仮の宿の、大掃除、大掃除……。
でも、体がだるくで動き出せない。
この1ヶ月、東京では自転車移動のわたしが地下鉄に乗りまくり、常に重い重い荷物と一緒だった。稽古場も午前午後夜と3カ所移動をすることなんてざらで、まあ、とにかく、毎日持ち運ぶ小道具パソコンスピーカー、そういうものの重さとの対決だった気がするなあ。
わたしの年齢でこんなことできる人なかなかいないってことを、自慢に思うか、恥ずかしく思うか、微妙なところなんだけれど……。
今は、元気な自分に感謝しつつ、わたしのサポートをしてくれる人材を探していくことにします。
助けてもらうことが、どれだけ大切か、この公演でわたしは知りましたから。
さあ、動き出すぞ。まずは……朝ごはん。
7/23
4回の公演をすべて終演して、一日が経ちました。
すぐには、そのことを言葉にすることができませんでした。
わたしたちの公演は好評のうちに幕を閉じ、いろんな思いがけない意見と感想を頂き、興奮と感動の4日間でした。
でも、そこには山も谷もあって、そのたび、飛び上がったり、沈み込んだり。山や谷というより、スパンが短すぎて、ジェットコースターでした。
あまりにも演劇は複雑で、あまりにも演劇はシンプルで、あまりにも演劇は手強くって、あまりにも演劇は簡単で、あまりにも演劇は偶然で、あまりにも演劇は必然で、あまりにも演劇は優しく、あまりにも演劇は残酷で、わたしは、演出家としての自分を、見直す時間が必要だった。
Directionを色んな方に誉めて頂きました。とってもうれしかった。でも、それだけじゃあ足りない。人の心は掴めない。
わたしは欲張りだから、鷲掴みできないと気がすまない。
プロデューサーとしては、4回目の公演を満席にすることができなかった。いくら頑張っても、結果が出なければ駄目。
もちろん、結果が出ることなのか出ないことなのか、しっかり肌で感じないままに、がむしゃらにやり続けていたって事実があるし。
でも、次に進むためのステップは、しっかり踏み、歩んだ。
客席に観客を迎えるための仕事のなんたるかを、学んだ。
それは日本でも、ここでも、変わらない。
舞台は、3回目の公演で、もう惑うことなくただ成長するだけ膨らむだけと予想していたものが、4回目の公演で、またわずかなバランスのずれを見せました。
本番で、作品をキープしていくこと、育てていくことの難しさを、どんなにか痛感しました。どんなにか、どんなにか。
もちろん、観客に向けての演劇的成果は、ほぼ変わりません。小さなスタッフ的ミスとか、ささやかな表現の変化などで崩れる作りではありません。でも、もっと羽ばたくはずだった、という、演出家の欲です。
ようやく、厳しい状況下での初演を終えて、これから、またこの作品を抱えて旅立つつもりです。
帰国したら、また別の新作に挑む予定ではありますが、この作品はさらに育てます。まだまだ可能性を抱えた作品を、わたしは作ったんです。
この年齢になって、まだまだ、こんなに傷つきながら学べることに感謝します。自分の弱さと強かさ。両方を行き来しながら、学びました。熱さや痛みの記憶とともに。
スタッフキャスト全員に感謝して、今回の公演を終えます。
わたしにとっては、まだまだ後片付けが続きますが、それは次に向けてのスタートでもあります。
わたしの書いた言葉たちは、英語上演ですから、ここNYでは発表されないままでした。近いうちに、日本でも発表しなければ。
伊藤靖浩演じる和也が歌う、最初の歌は、”Color of Life" タイトル曲です。
画家である彼が、表現者としての現在を歌う唄。
こんな歌詞で始まります。
僕の目に映る
光 影 緑 太陽 水
すべてを喜ぶ世界中の輪舞 踊り歌う人たち
僕の目に映る
涙 憎しみ 怒り 崩れ 諍い
すべてを悲しむ世界中の業火 泣き叫ぶ人たち
僕の目に映るものは そのまま僕の体の一部になる
だから僕は 描かずにはいられない
これは、わたしが作品を創り続ける気持ちでもあります。
たくさんの方に支えられて、ここまで来ました。
心から、御礼を申し上げます。
わたしは演劇でしか恩返しができません、きっと。
ひたすらに、また、創り続けたいと思います。
ありがとうございました。
この経験で、わたしはさらに、世界と、生きていることと、仲良くなれた気がします。
7/22
昨日のカーテンコール。
靖浩、笑顔全開。
NYでの稽古、本番の中で、急速に俳優の顔になってきている。
舞台の神秘。魔法。
7/21
Message from Sachiko Ishimaru.(Producer/Director/Playwright/Lyricist)
The last day of our show in the MITF has now arrived. From our opening performance, we have been embraced by an audience who loves us. Last night was a full house again, and I hope our final moments will find us surrounded by many viewers. The creator and executive producer of MITF John Chatterton called it a "beautiful and simple" production. For a Japanese director as myself, producing an English dialog/theatrical piece for a festival as this was no easy task. To present a show as a world premiere certainly has been a challenge to overcome. Yet what an exhilarating feeling now to have experienced this all. To look to future work in this area is what I anticipate hereon. Please don't miss this final day of our world premiere. I will be at the theater this evening, so please join us tonight. Let the show delight and perhaps even inspire you for a relationship that can "color" your world.
7/21
昨日は、静かに興奮していました。
それが今日は、わたしの胸のうちで、なんだか青い炎にまで進化しています。
昨日は、舞台の出来こそよかったけれど、わたしは客席を満席にできなかった。それが悔しくて悔しくて、家に帰ってから延々、自分に出来ることをやりました。パブリシストとの作戦展開、ポスティング、リスティング、今さらでも何でもかまわないから、やってみました。そして、再度のお誘い。あらゆること。
本当は15時から稽古だったんだけれど、20時の開演目指して、16時半まで「プロデューサーモードでいさせて!」とお願いして、稽古場でキーボートを叩き続けました。そして、ようやく演出家に戻ったんです。
今日、開演前、席が足らなくて見切れ席を復活しながら、満席の客席を見た時のわたしの感動は、半端じゃなかった。
日本でやっていれば、なんてことない、小劇場なんです。
でも、最初全く闘い方のわからなかった場所で、とにかく聞いて頼って見つけて頑張り続けた結果が出ました。
そして、芝居は今日もよかった。
同じことをやっても、客席がいっぱいだと、全然違う生き物になることを、本番中に作品が成長していくのを、肌で感じました。
今日の観客席、日本人はごくわずかでした。
靖浩の英語がちゃんと伝わっていて、小気味のいい笑いが来た時などは、作家としてはもう、うれしくってうれしくって。
作品が動き出しているのを、目の当たりにする喜び。
愛されているのが、客席にいて、わかるんです。
4時間半の劇場稽古で、明かり作りがほとんど出来ないまま、わたしとの打ち合わせと稽古場GPだけで本番を迎えた、照明のPOE君。
初日から今日まで終演後は、ずっとわたしと顔をつきあわせて、反省会と翌日への作戦会議。今日も、さらによくなる変更を思いついてしまった演出家に、気持ち良くこたえてくれ、何よりこの仕事を楽しんでくれている。
本当にありがたい。
そして、アメリカは、夢を持つ人間にチャンスをくれる国だとひしひしと感じています。
"Color of Life"は、このMITFでの上演だけではなく、さらに愛される時間と機会を持つことができるかもしれないという、夢が、わたしの中に生まれました。今日。
青い炎です。
すべては、自分にかかっている。わたしが何を望み、どう立ち向かっていくかにかかっている。
この作品は、わたしのターニングポイントになります。
急にわたしを取り巻く世界が変わらなくっても、わたし自身の演劇人としての意識は、1ヶ月で急に変わっています。
支え、応援してくださった皆様のおかげで、わたしは、大きな大きな勉強をし、収穫を得ようとしています。
明日、千穐楽を迎えます。
今夜も、明日の客席を夢見て、仕事を続けます。
7/20
2日間の休息と稽古を挟んで、2回目の公演。
わたしの見たかった世界が、今日、見えてきました。
わたしは、静かに興奮しています。
このMITFの主催者、John Chatterton氏が、今日観劇されました。
ずっとオフオフブロードウェイを愛してきた演劇人。
招聘が決まってから、わたしはずっとJohnとメールのやり取りをして、この公演のあれこれを決めてきました。
もう、なんだかメル友かというくらいに、メール、メール、メールで仕事を詰めてきました。
最初に、Welcome Partyで会った時、
"Nice to meet you"の挨拶のあとに続いた言葉が、
"Your script is very good"でした。
すでにメル友状態だったとは言え、初対面で自分の台本を誉められて、わたしはすっかり気分をよくしたものです。
そして、今日の終演後。
Johnはわたしに、
"It's a great musical, new musical. It's simple ,beautiful."
こう言ってくれました。
そう言って頂けてうれしい、と喜ぶわたしに、うんうんとうなずいて去っていったJohn.
わたしは、静かに、静かに、興奮しています。
うれしい。芯からうれしい。ひたひたと喜びがこみあげてくる。
でも。
でも。
わたしは、まだ物足りないんです。
わたし自身の想像を、まだ越えてこない。
絶対に、まだ先がある。
たった60人しか入らない小劇場の中に、広い広い世界と、長い長い時間を閉じ込める魔法を、わたしは使おうとしています。
もっと広い世界を見たい。
もっと長い時間を、一瞬で感じたい。
自分の創ろうとした作品に、わたしはノックアウトされたい。
芝居が、奇跡の瞬間、魔術的な瞬間を迎えると、わたしは最もこの芝居をよく知っている観客として、誰より早くノックアウトされちゃうはずなんです。
その瞬間を求めて、わたしは明日も稽古をするし、午前3時、深夜スーパーで、明日の朝ご飯に、肉だのにんにくだのを買い求める。
演出家の仕事、母の仕事。そして、プロデューサーの仕事。
最後まで、ひた走るつもりです。
きっと疲れているのだろうと思うのですが、異常に元気です。
躰の中から、ずっとエネルギーが溢れて止まりません。
7/19
ニュージャージーでの稽古後のバーベキュー。
もうずっと昔のことのよう。
今思えば、この一日の稽古がターニングポイントだったような気がします。
今日の稽古は、台詞と歌のランスルー。
そして、初日を振り返っての細かい稽古。
さらには、通し稽古。
必要な稽古だったとは言え、二人ともくったくたになってしまって、
遅い晩ご飯は、大判のビーフステーキをスーパーで購入。
弱った時の神、にんにくを丸ごと蒸し焼きにして、一人2個くらいぺろりと平らげる。
あとは、しっかり睡眠をとってもらって。
元気な二人に、明日の朝、会えますように。
ものすごく俳優に高度なことを要求する作品なんです。
深々と感じて表現することと、感情をコントトロールすること、この二つがどちらも必要。
頑張って1時間半を駆け抜けるような芝居ではないんです。
今日の通し稽古はとってもよかった。
明日、劇場で、これをやりたい。
フェスティバルにはよくあることで、開演前、劇場に入れるのは15分前です。
……驚きでしょう?
15分で、音響照明のチェック、道具のプリセット、客入れ、全部やるんです。
初日はしっかり作戦をたてて挑みましたが、予想外のことが幾つもあって、スムーズな15分とは言えませんでした。
そこからの、始まりです。
あと3回。なんとか、いい状態で幕を開け、トップシーンで、客席を掌握してしまいたい。
さあ、2回目の公演。
なんと、21時45分の開演です。
こんな時間の開演も、この仕事をやりだしてから、初めて。
何もかもが経験。
何もかもがチャレンジ。
7/19
昨日は、NY COO GALLERYでのライブパーティー。
いい出会いがたくさんあった。
応援資金も集めて頂き、また感謝の夜。
今、ギャラリーのガラスケースを飾っているアクセサリーの作家、Sumi Nakazatoさんとわたしはすぐに通じるものがあって、
画家の啓ちゃんと、3人で手をつないだ。
啓ちゃんが、出会いの神秘を、神様に感謝するお祈りを唱えた。
不思議な時間だった。
さあ、今日はしっかり稽古をする。
明日の本番に向けて。
7/18
昨日、無事、初日を開けました。ほぼ満席の客席にて!
わたしの"Color of Life"は、観客の皆様に絶賛されました。
靖浩の歌声、フランの可愛らしさ闊達さ、二人のコンビネーション、楽曲の美しさ、そして、作品のオリジナリティー。
劇場を出て、靖浩とフラン、舞監の白石、照明のPOE君、音響操作のまゆちゃん、何くれとなく手伝ってくれるトモ。
みんなの顔を見て、本当に誇らしく思いました。よく、幕を開けることが出来た、と。
大きな演劇フェスティバルならではの、様々な制約の中、初日を開けるのはどんなに大変だったか! 誇らしい、以外に、今、うまい表現が思いつきません。
そして、御礼を申し上げます。
indiegogoを通じて、「NY公演サポートのお願い」を読んで、この公演の経済的サポートをしてくださった皆様。
Facebookを通じて、わたしに応援の声を送ってくださった皆様。
NYに着いてから、集客や宣伝のために、全面的に協力してくれた黒部エリさん、エリさんは、客席から初日も見届けてくれました。
COO GALLERYの渡辺啓子さん、後藤さん、モリオカさん。
その物心両面のサポートがなければ、昨日のわたしは存在しなかったと思います。こうして書いているだけで、目の奥が熱くなってきます。
うれしかった。ほんとにうれしかった。支えられた。力をもらいました。
心から感謝します。
小さい時から意地っ張りで、人に頼るのが嫌いで、なんでも一人で出来る!と生きてきた石丸さち子が、「助けてください」と言うことを学びました。
「助けてください」と言う時に、どれだけの責任を背負うのかということを学びました。
そして、「助けてください」と言うわたしに、たくさんの人が「助けるよ!」と名乗り出てくださった。
わたしの挑戦にシンパシーをもってくれて、かつ、わたしと一緒に夢を見てくれた。そんな思いが、どれだけこの無謀な挑戦を支えてくれたか!!
まだ時間の余裕がなく、一人一人に御礼できる時間がありません。
この場で、まず、ご報告し、心より御礼を申し上げます。
ありがとう! ありがとう!
そして、最後に。
この場に書くべきか悩んだあげく、
やはり書きます。
毎日書き続けてきたこのFacebook上での進行報告は、限りなく素直に書いてきた文章たちなので、それを曲げる訳にはいきません。
昨日の初日の舞台は、わたしの創りたかった舞台ではありませんでした。
次の公演に向けて、スタッフとは終演後すぐに反省会と直しの打ち合わせを終えました。
俳優たちとは、今日、明日と、さらに稽古の時間を過ごします。
初日を開けるということは、作品が歩き出すということ。作品は、すでに観客に愛されました。それは本当にうれしい。
でも、もっと愛されるための向こう岸に、作品を連れていってやることができるんです。わたしは、最初からそこを目指していました。
19日20日21日と、残す3回公演に向けて、わたしの闘いは続きます。
応援してくださった方々への責任として、わたしは、わたしの夢を完遂します。
いや、そんな固い言葉を使わなくってもかまわない。
作曲家伊藤靖浩とわたしで大事に創り上げてきたこの作品を、二人で夢見たとおり、舞台にのせたい……。それはとても素晴らしいものなので。
引き続き、わたしは頑張ります。