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2014年9月

2014年9月28日 (日)

中川晃教ライブを聞く。

2003年の「PURE LOVE」での出会い以来、中川晃教君との交流は、何パターンかある。

・俳優とスタッフ
・出演作品を観る
・歌を聴く
・会って話す
この中で、「歌を聴く」が、わたしにとって最もPUREな体験になる。

今回のライブで最も印象的だったのは、 彼が、今の彼で、自分のオリジナル曲と改めて出会いながら、 あの日あの時しか歌えない歌を歌っていたということ。
(もちろん、わたしの印象でしかないが。)
耳に慣れた、歌詞まで全部出てくる歌がいっぱいあるけれど、 すべて、新しい歌として聞こえてきた。
アレンジが違うから、バンドの編成が違うかた、というだけではない、 彼の現在の力。

はじめの二曲くらいは、
緊張しているのか、
声の調子が万全ではないのか、
唱法が変わったのか、
と、聴いているわたしは落ち着かなかった。
でも、そんな思いはすぐに霧消した。
彼の中から、今の彼の力がぐいぐいと湧いてきて、 その中で彼がなんとも楽しげに泳ぎ始めたから。
彼の喜びは、聴衆の喜びになる。

そこには、生きる力があり、 彼の現在の物語があった。
どんどん頁をめくっていくので、 ついて行く方が大変。
歌の力。
歌唱力がある、表現力がある、そんな評価を超えてしまう、
歌と一緒に生きている人の力。
だから、今日彼が歌う歌は、今日という日限定の歌。

ああ、彼は、リハーサルを終えて、準備を整えて、
本番の時間、誰より自分の歌を待っていたのだなあと、感じる。
そこには、彼の現在(成長も、努力も、経験値も、喜びも苦悩も、夢と憧れも、未来も過去も、自由も忍耐も、戸惑いも、不安も不満も、希望も焦燥も……)
がすべて詰まっていて、
自分自身が認識していない現在までが溢れてきて、
それは何より、現在と未来の自分を鼓舞してくれるものになるのだと思う。

懐かしい歌を聴きながら、
新曲をドキドキワクワクして聞きながら、
観客のわたしも、たくさんの時間旅行をし、 夢をみさせてもらった。
とても、PUREな体験。

進化する彼の、どの段階で、一緒に仕事をできるだろう?
その時、彼はどんな現在にいるのだろう?
再びの出会いが楽しみでならない。

2014年9月19日 (金)

穂高の結婚報告。

俳優私塾POLYPHONICを開設して、今年で6年目。

ありがたいことに、どんどんうまくなる人、仕事が続く人、ぐっと売れる人、一気に売れる人、たくさん育ってきた。

続けてみるものだと思う。本当に、継続は力だと思う。

そして今日、第一期生として入ってきて、それからずっとわたしの稽古を受けている俳優が、結婚の報告にきた。

家庭の事情で様々な苦難にぶち当たりながらも、あきらめず地道に続けてきて、ようやく、俳優を職業としていく決心がついたのだろう。

幸福な前途を願いながら、演劇なんてなあんにも知らずにわたしの門を叩いた頃の彼を思い出していた。

胸が詰まった。

継続は、本当に、力になる。

次は10年の節目を目指して、まだまだ、まだまだ、日々の地道な稽古を続けていく。

木を育てるには、長い長い時間が必要。

俳優を育てるのは、木を育てることに似ている。

何の変化もなく見える時でも、地中で、彼らは根を育て、水を吸い上げ、やがて訪れる春の準備をしているのかもしれない、それを信じること。

適切に、それぞれの成長にあわせて、わたしは水となり、陽となり、養分を彼らに渡していく。長い目で。弛まずに。

そんなことを、いろいろ、思い巡らす夜。

2014年9月14日 (日)

毎日が勉強

毎日が、勉強。

いかにして、この人生を楽しむかを、学ぶ。

苦しくても、切なくても、いかに楽しむかを学ぶ。

そして、出来るなら、楽しく学びたい。

学びながら、楽しく、伝えていきたい。

いかにして、この人生を楽しむかを。

人の心に、笑みを呼ぶ、何か。

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