サンタ・エビータ 終演。
「サンタ・エビータ」に詰め込んだ思いが、一昨日、劇場の闇の中に消えてしまった。想像していた通りの喪失感とともに一日を過ごして、今日から再始動。
いつもは、終演後、自作について語ることもあるのだけれど、今回は一切しないつもりだ。だって、あの、永い眠りに消えていった魂は、いつまたどこで蘇るかわからないのだもの。
劇場で、わたしに笑顔で感動を伝えてくださった皆様、
零れる言葉で伝えてくださった方々、
握手して分け合った方もいれば、
溢れる涙で伝えてくださった方。
わたしにまで手紙をくださった方。
ブラボーをくださった先輩。
泣きはらした目の若き男子。
かっこよさに骨抜きになった男子。
エビータ熱に感染した女子。
あらゆるお客様に愛された芝居だった。
……心から感謝します。
終演後、水さんのファンから、素晴らしい贈り物が届いた。
水さん、今井さん、バンドネオンの渡辺さん、わたしの分と、四人への、思いのこもった手作りだった。
額縁の中に、「サンタ・エビータ」が閉じ込められていた。
エビータの生きた時間とともに、わたしをこれから力づけてくれる宝物になるだろう。
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