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2016年2月

2016年2月23日 (火)

Color of Life本稽古初日。

当たり前だけれど、どの公演にも、稽古初日と呼ばれる日は、たった一日しかない。
こうして生きてて、作品を創って、人と出会うのは、かけがえのないことだと思う一日だった。
この先、何があっても、わたしはこの人たちとともに旅に出てよかったと思うだろう。
ありがとう。
今日という一日よ。

2016年2月18日 (木)

「るんるん」。なつかしの。

もう、すっごく体調が悪いんですけど。
きっと、すっごく疲れてると思うんですけど。
神様は……心憎いなあ……素敵な元気を注入してくれる。

午前の打ち合わせで、新作のプランを話したら、
「それ、いい!それでいきましょう!」と、その場で決定。
マネージャーに「よく思いついたねえ」と感心され、
(昨夜、ぴこーん!と電球がつくように思いついたばっかり。
ずっとやりたくて抱えてたプランではあるけれど。)
新しい出会いに、やる気満々。

私塾の稽古に行けば、檄を飛ばしまくり。

さすがに早く寝ようと思っていたのに、
別件の小劇場のキャスティングの話をしていて、
「この人しかいない!」と思った人が、
電話してみると、可能性が出てきた。
それだけで、My heartが大喜び。

林真理子氏が大昔に流行らせた「るんるん」を、
抽斗から引っぱりだしたような気持ち。

2016年2月17日 (水)

大竹さんのピアフ。

大竹しのぶさんのビアフに打ちのめされました。
最後の歌、姿、この世に立つ潔さ、一生忘れないと思う。


後悔しない。いいことも悪いことも。
決然と、それでいてゆるやかな曲がり道を行くように笑みをたたえ、
歌うピアフ。
演劇人として、いい芝居を観た、というだけではなく、
こんなに今の自分を揺すぶられることは珍しい。
終演後にしのぶさんとご一緒して、
感動をそのまま伝えられたこともありがたかった。
こんなに素直に、ありがとう、という自分も珍しい。
本当に、ありがとう、と思ったの。
明日からの糧。
仕事で何度かご一緒しているのに、
はじめて大竹しのぶさんという女優に出会ったような気持ち。
人との出会いは、生きる時間丸ごとを終える時までわからないものだ。
そんな感慨とともに、今日という日を終える。

2016年2月14日 (日)

今、選んでいること。

今日は宅内作業日。
終わらない、終わらない、事務仕事。
お尻に根がはえてしまった。
「よくこんなに根を詰めてやるね?」
と、自分に呆れかえるくらい、よくやった。
時々、この、
「起きている間はずっと仕事をしている生活」が、
「いつまで続くのだろう?」
と、ふと考えこんだりする。

蜷川カンパニーを離れて、
「石丸さち子」という看板をあげてから7年。
自分で演出し、俳優のトレーナーをやり、劇作を手がける。
最初は、3年間は何も考えず走りつづけようと思っていた。
気がつけば、もう8年目になろうとしている今、
まったく変わらず、いや、逆に、
どんどんスピードをあげて走りつづけている。

このままでいいのか、いけないのか。
まだわからない。
今は、目の前に、
大事な大事な作品「Color of Life」の稽古が待っているので、
走る。
いつも、自分で選んで走っていれば、悔いはない。
人に選んでもらわないこと。
自分で選んで、走ること。
それでいて、走っているわたしを見てくれているブレーンを、
信じること。

振り返れば。
走れるんだったら、走っちゃえ!
つくづく、そういう、生き方なんだなあ。

知性派だなんて言われたことがない。
気恥ずかしいが、いつも、愛と情熱で、語られるわたし。
この、愛と情熱は、母からのもらいもの。
受け継いで、歓ぼう。

2016年2月 8日 (月)

COLプレ稽古前夜

明日は、いよいよColor of Lifeのプレ稽古。
2チーム4人が揃う。
今日は、丸一日、その予習。
自分が書いて、自分で演出した台本を、
はじめて出会うつもりで読み直し、
一曲一曲、改めて楽譜に出会っていく。

10時間後には、もう稽古してるんだなあ。
ああ、遠足の前みたいだ。
眠れるかなあ。
いや、眠ろう。
そして晴れやかに出かけるんだ。

2016年2月 2日 (火)

First Cast取材

取材と打ち合わせで、森下へ。
自宅から近くはないが、出かけるのが苦にはならない。
森下は、言わば青春を埋めたような場所だから。
今はなきベニサンスタジオの五階に、
NINAGAWASTUDIOがあった。
そこに、どれだけ通っただろう?
今はマンションになっているが、
その前を通るたびに、ぐらりと時が動く。
輝かしいことも、やりきれないことも、
いろいろがそこに埋まっている。
まちがいないのは、あの頃も今も、
ずっと演劇のことばかり考えている、ということ。

上口君とAKANEさんとの座談会。
作品が生まれた経緯や、伊藤さんの音楽についてなど、
話すことがすべてゆうるりと稽古はじめにつながっていく感じ。
二人が作品を語ってくれる言葉には、
たくさんの愛情が含まれていて、すでに心強い仲間たち。

とても和やかな取材と打ち合わせを終えて、
帰りに、ベニサンの横に今でもあるCHATという喫茶店に寄ろうとしたが、
すでに閉店間近だった。
心を残して森下を後にし、
ふらふらと伊勢丹へ。
パリのデザイナーが出店しているショップで、
世界の都市をテーマにした大判ストールが目を引いた。
New Yorkがあったものだから、衝動買い。

帰宅して、戯曲を読む。
今、最もやりたい戯曲をじっくり再読。

とても穏やかな一日。
心の中に、穏やかならざるものがあったとしても、
仕事をしていると、平衡が保てる。
これも、森下に通っていた頃と、変わっていないかもしれない。

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