« 「Angel」2日目。 | トップページ | ▶出会いに感謝。 »

2016年6月26日 (日)

大野幸人Solo Act「Angel」終演。

大野幸人Solo Act「Angel」終演。

地道に、丁寧に、積み上げてきた作品が劇場で花開き、
観客に愛される。

大野幸人という俳優が産まれ、観客と出会う。
そして愛される。

喜びばかりの公演だった。

俳優と演出家、二人っきりのクリエーションの日々は、ぶつかりあうことなど一度もなく、ただひたすらに、信頼しあって創っていた。純粋だった。
これを見守り支えてくれたスタッフに、心から感謝。

主人公の抑圧ばかりの青春から、硬い殻を破って零れ出す、
生命力の塊のようなダンス。
踊る喜びは、そのまま生きている喜びで、
彼の身体にとどまらず、世界に放たれる。

あの躍動する身体の軌跡は、幸福な残像として残り続ける。

自分をくるんでいた柔らかい殻に、
彼女の記憶を纏わせて踊る瞬間は、永遠。

二万二千字にも及んだ言葉たちも、
語られる時のしなやかな身体とともに、
言葉を禁じた彼の、沈黙とともに、
記憶に残る。

そして、佐藤仙人文弘君のパーカッション。
バラフォンという木琴から産まれるミニマルな音、
クロテイルという鉄琴から産まれる、痛みと輝きの音。

再演が早々に決まったのは、
作品を愛してくださった観客の皆様のおかげ。

小島賢との再会を、楽しみに待ちながら、次に進みます。

« 「Angel」2日目。 | トップページ | ▶出会いに感謝。 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 「Angel」2日目。 | トップページ | ▶出会いに感謝。 »