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2016年8月 7日 (日)

▶劇作家たち、蜷川幸雄氏を語る

6日の蜷川さんを語るイベントで、六人の劇作家とお会いした。
皆さん演出家でもある方々。
青木豪さん、坂手洋二さん、鈴江俊郎さん、福田善之さん、前川知大さん、横内謙介さん


蜷川さんのことは、わたしは現場の思い出を語ったに過ぎない。
でも、六人の劇作家とオン、オフ両方で、蜷川さんを想い語った時間は貴重だった。観客

席の皆様もともに、蜷川さんを想ってくれた、その時間が貴重だった。

蜷川さんより二つ歳上で、蜷川さんをきんちゃんと呼び、清水邦夫さんをくにちゃんと呼

ばれる、福田善之さんと、舞台上で席を並べたということだけでも、宝だった。
「血の婚礼」にまつわる作家と演出家の話をわたしがした時に、隣で目を細めて「いい話を聞いた……」と小声でおっしゃった瞬間。
……僕のともだちは死んでしまって、芝居は一人ではできないから、皆さんともだちを持ってください。
という意味のことを語られた瞬間。
隣で胸が詰まった。

わたしも、もう、とうに、残り時間を数える世代だ。

同じ世代の同業者と話すのは楽しい。
坂手さん、横内さん、演劇界では先輩だけれど、同学年。
青木さんとは、「ガラスの仮面」でちゃんと出会えてなかったので、今回お話できて本当にうれしかった。出会いというのは、歳月を生きてみないとわからないものだ。
前川さんは作品の魅力は知っていたが、ご本人がまた魅力的過ぎてさらに好きになった。
鈴江さんは、お人柄から、作品の匂いが香ってきた。
こうして、それぞれに闘っている同志と集うと、
いつもすべての作品を追いかけたくなるのだが、
自分も創っていると、それはなかなか難しい。

昨日、ここ一ヶ月かかりっきりだった書く仕事が、一段落した。
朝方、静かに脱稿した。
そして、また、次へ。
怠けないで、地道に夢見る仕事を続けたい。

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