▶「Angel」終演
「Angel」と、
「Angel」が終演した今と、
今からの時間を分けるために、
書いておこう。
ご来場くださいました観客席の皆様、
ありがとうございました。
創っている者にとって、観て頂けるのが一番の喜びです。
昨年6月から、半年後の再演。
大野幸人の今と、わたしの今を静かにぶつけあって、
本番で手渡すこの物語の手触りや匂い、重さや、辿り着きたい風景を、丁寧に共有する時
稽古をする、というより、ずっと深いところで、共有のための時間を過ごしてきたように
そうすると、大野幸人の中に起こること、小島賢に起きること、
小島奈伊里に起きること、すべてが、ものすごく純化されて、客席に波及、浸透していく
自らの今の全てを傾けて、この作品を立ち上げてくれた大野幸人さんに、心から感謝しま
また新しい稽古の時間、また新しい本番の時間でした。
演劇では、一瞬が永遠になりうる。永遠の一瞬が生みだせる。
この稽古の途中で、わたしは大好きな大好きな母を亡くしました。
救ってくれたのは、稽古場での、劇場での、時間でした。
大野幸人の「Angel」でした。
泣いたら止まりそうにないので、これから別の稽古に行きます。
わたしの脳髄に生きている人を大切に生かし続けるために、
わたしは、この大好きな世界で、転がり続けようと思います。
以下、大野幸人さんのブログより。
http://ameblo.jp/happy-man3/entry-12240644729.html


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