▶「Angel」再演稽古、永遠に向けて
演出している時には、複眼を持っているし、 熱い演出家と評される割にクールに芝居を見守っているのだが、 初日を二日後に控えた今日の「Angel」の通し稽古に、 わたしは泣いた。 感動的だった。 飛躍的に芝居が変わった。 確かに初演は、わたしの熱で牽引したが、 再演は、俳優と交わす対話で、俳優の中で熟成し、 目を見張る変化があった。 思春期の痛みと、老いる痛み。 永遠に匹敵する一瞬の交歓。 自分の夢想した物語が、見事に立ち現れている。 飛躍を遂げた稽古の後には、さらにその先の風景が見たくなる。 さらにまた、対話して、今日の稽古を終えた。 大野幸人の「Angel」 明後日21日14時は完売ですが、 21日19時と22日14時は、まだお席をお取りできます。 |
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