▶仕事に支えられている
今日は鞄に三冊の台本を入れて出かけた。
「Angel」は開幕を4日後に控えている。
2万2千字の台本。
抜き稽古、通し稽古と、
大野幸人は今日も喋りまくり動きまくり。
どれほどかの、本当にどれほどかのエネルギーが、必要。
毎日、彼に感動し、そして、さらなる向こう側を、
二人三脚で探している。
http://angel-theater.info/
チケット、まだ間に合います。
わたしから生まれた大切な作品が、
敬愛する俳優によって、二度目の旅に出ます。
どうぞ、会いに来てください。
稽古後、遅い夜に「Color of Life」の美術伊藤保恵さんと、
照明山口明子さんと、発注に向けての打ち合わせ。
初演よりシンプルを極めた美術にわくわくし、
新しい「美しさ」のプランを思いつき、稽古に向けて心が弾む。
「旅猫リポート」は、当日パンフレットのための文章を書いた。
人と猫と、生と死と、両者を結ぶ愛について。
自分でもびっくりするくらい、あっという間に言葉が出てきた。
哀しくって哀しくってたまらない時、
こうして稽古場や劇場にいられること、
こうして演劇という仕事を与えられていることが、
どれほどの幸せか、痛感する。

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