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2017年3月

2017年3月21日 (火)

▶スタテンアイランドへ

凝視めること。 俯瞰すること。 寄ってみること。 ひいて見ること。 それはいつも大きな「体験」。 それはきっと立派な「冒険」。 NYの親友じろうさんに案内してもらって、 遠ざかるマンハッタンを眺めながら、 スタテンアイランドに案内してもらう。 ただ、船に乗って、ビールを飲んで、船で帰る旅。 大好きなオマール海老にむしゃぶりつく。 気分は、映画「スプラッシュ」の人魚ダリル・ハンナ。 でも、実際はぷくぷくした小さな東洋人。 それもまたよし。

2017年3月20日 (月)

▶耕平とAKANEさんが!

5日に「Color of Life」の本番を終えてから、 すでに9本の芝居を観ている。 そして、デスクには、今読むべき小説が3冊積まれている。 観劇から読書へ、インプットを続けて、孤独なアウトプットへ。 4月と5月で、2作を書き上げ、1作のプロットまでを準備する予定。 ミュージカル誌をのぞいたら、 「Color of Life」初演が、12位になっていました。 こだわってオリジナルを作り始めた端緒の作品が、 ほかの大規模な作品の中でこんな風に認められるのは、 とても嬉しいこと。 そして、何よりも、 俳優のベストテンで、 上口耕平22位、AKANE LIV19位。 これは、もう、泣けます。 何よりうれしい。 この二人が賞賛されることは、 わたしが賞賛されることに等しいです。 そして。 わたしは、また一から、まずは一人で、創り始めるのです。

2017年3月18日 (土)

▶劇場で神様に出会う

"Natasha, Pierre and the Great Comet of 1812" は、
二階席の後ろから二列目という深い席で観た。
Imperial Theatreという大きな箱全体を、
大きなキャバレー大きなサロンに見立てる演出は気配りが細部にまでわたっていて、後部

席上部席でも前のめりに楽しめた。

劇場の天井全体にトラスが仮設してあって、
手作り風のシャンデリアが幾つも吊ってある。
シャンデリアと同じ色味の電球も無数に。
二階席の後ろにまで。
そして、客席の中にはサイドテーブルが幾つもしつらえてあって、
可愛いスタンドが置いてある。
このすべてのシャンデリアと電球が昇降するし、
スタンド含めすべて繊細に、あるいはリズミカルに調光される。

わたしがこの公演を心に留めた理由はもうひとつ。
わたしの前の10席くらいが空いていて、
その真ん中に、杖をついてやってきた黒人のお婆さんが座った。
上演中たびたび電球やスタンドが客電としてつくので、
近くにいるお客さんと芝居を共有している感覚が生まれる。

Great Cometにはノリのいい曲がたくさん用意されているのだが、
前のお婆さんは横のお客さんがいないことをいいことに、
上半身をリズムに乗せ、膝に横に載せた杖を小粋に揺らして踊り続けていた。姿は踊っているという行為にまでいかなくても、
心の中で伸び伸びと踊っていることは後ろ姿だけでわかる。
最高のお客さまとともに、わたしは芝居を楽しんだ。

サリンジャーの「フラニーとゾーイ」のラストシーンで、妹フラニーに兄ゾーイが、Entertainmentに従事する理由として、「足の悪いお婆さん」の話をする。
自分たちが仕事をするのは、その向こうにいつも楽しみに見てくれている足の悪いお婆さんがいるからであり、それは、実は、「神」なんだ、とゾーイーは言うのだ。

わたしの目の前で、足の悪いお婆さんが、
最高にショーを楽しんでいた。
そんな観劇。

わたしがいつも「演劇の神様」と呼んでいる存在は、
こうして劇場のあちらこちらに点在している。

▶2017 March New York

3/12

‪ETHEL BARRYMOREは、一昨年、真夜中犬に〜を観た劇場。‬
‪一番観たかったものを、到着後すぐに観る。‬
‪チェーホフが大学生の時に書き、生前発表しなかった戯曲プラトーノフ。アンナをケイト・ブランシェットが演じる。‬
満席。開演前の客席が賑やか。
こんな劇場でチェーホフをやりたい。
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3/13
ソワレのチケットを入手後、カフェ難民。
一軒目、トイレの鍵が壊れていて入れず、二軒目へ。
今度は、隣の席に大泣きが止まらない子供を連れたお母さん登場。
もう、笑えるくらい泣く。
だからわたしもお母さんも、笑いあっている。
今日の夜からブリザードの警報。

子供はもう笑っている。
_________

Spanishの男の子は、最高の笑顔でBye-byeして行った。
お母さんが、邪魔してごめんなさいってあやまってから行く。
とんでもない。

わたしは今、親子の話を書こうとしているところなんだ。
隣に座ってくれてありがとう。

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3/14

「世界が美しい」「人間が美しい」
を、観たいという願いを、昨日、Cirque du SoleilのPARAMOURが叶えてくれた。
ハリウッド黄金期に女優が名声を得ると同時に、愛と芸術の板挟みに苦悩する。
なんてことない筋書きを、シルクのパフォーマーたちが美しい抒情に変えてくれる。

月曜日で観たい芝居は休演。
なんてことなくtktsでディスカウントチケットを任意の席で買った。
これが驚いたことに二列目のどセンターで。
ふだん絶対に買わない前の席で、このショーを観ることができた偶然を喜ぼう。

眼前に展開する鍛えられた筋肉と技術の祭典。
引きで観ると美学だけに酔いそうな世界、それを支える、人間が見える。
エアリアルの吊り点はほぼわたしの頭上。
呼吸が見える距離で、人間の美しさを体感し続ける時間。

特に、女と男の三角関係を、メインキャストは歌で、
同色を来た三人が空中ブランコで、同時に描くシーンには、やられた。
人が人を必要とする、そのどうしようもない力学を、空中ブランコで見せるなんて……。
わたしは妙なアドレナリンが出てしまって、想像の筋肉が躍動して体がむずむず。
脳内から言葉が詩になって山のように生まれてくる。
書いたり演出したりしている時の興奮状態によく似ている。

演出はフィリップ・ドゥクフレ。
わたしは彼と同い年だ……。ため息。
シルクの俳優たちとプロセニアムの中で物語る環境に、大いなる羨望。
帰り道は「最高でしょ!」って自棄みたいな大きな声で何度も呟きながら。
ビールを買い込んで帰った。

ブリザード警報は解除されたものの、
烈しい風と雹のような雪。今日はホテルで仕事。
地下鉄は動かず、美術館もクローズ。
劇場が開くならソワレには行く。

https://youtu.be/qM6I4VN9F0I
recording風景だけれど、空中ブランコのリハーサルシーンも少し。

https://youtu.be/o9JBQv-PJ1I
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3/15
"Natasha, Pierre and the Great Comet of 1812" at Imperial Theatre
素晴らしいEntertainment、「戦争と平和」から誰が想像したろう?
最高。すぐにサントラ購入。スタッフワークの美しさについても夜通し語れる。

モスクワのタガンカ劇場に、かつてウラジーミル・ヴィソツキーというロシアの国民的俳優、歌い手がいて。ロシア文学大好きなわたしは、彼の曲を聴いて、愛しまくった。ロシア民謡をベースにした、ギター一本のロック、バラード。それを思わせる曲が何曲もあったんだ、Great Comet には。

キャバレースタイルで生まれた小さな芝居が、Imperial Theatreで生まれ変わるための仕掛けと工夫が素晴らしい。ロシアのサロンに招ばれたような地下酒場に潜り込んだような、きっとどの席でも。
客席設定含む美術が美しくて感涙。
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3/16
グレン・クローズは、「ガープの世界」の母ジェニーで出会ってから、わたしにとって強い女性の代表、そしてスターだった。
舞台で観るのは初めて。
そして、恐らく一生忘れない夜。
「サンセット・ブルバード」のノーマ・デズモンドを演じる、グレン・クローズ。
俳優であり続けた者にしか、
光を浴び続けた者にしか、
身に帯びることのできない輝き。
板に立つ重圧と自覚の蓄積の末に刻まれた皺の深さ。

喪ってしまった人生の輝きを求め続ける姿が
哀しいのに美しい。
ノーマの見る幻想に、終演まで我が身を浸す。

泣きすぎて、涙で世界が滲むともったいないから拭い続けて観る。
懸命に拍手する。声もかけまくる。
観客であることを精一杯楽しむ。

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わたしがこうして無心に芝居を見続けるのは、
演劇がどれほど素敵か、どれほど一生を捧げるに価するか、
そして、どれほど観客であることが幸せか、
改めて感じるためなのだろう。

幸せな一日だった。
7avから42stの角を曲がったら、クライスラービルの横に、
大きな真っ白い月が輝いていた。
美しい一日でもあった。

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3/18

帰国。
空港から帰宅する時間は、いつも、空の旅ができる時代に生まれた喜びを噛みしめる。

2017年3月 9日 (木)

▶愛する書店が

学生時代から20年以上通ってきた本屋、書原に立ち寄ったら、
閉店していた。
ここの原稿用紙を模したブックカバーが大好きだった。
昨年のColor of Lifeが終わった時は、
長らくこの本屋に居座って、四人の俳優に送る本を選び、
ブックカバーの原稿用紙四百字におさまるように手紙を書いた。
今思えば気恥ずかしい贈り物だが……。

最近は書棚が減る傾向の海外文学が充実していて、
かなり趣味に走った珍しい書籍が多くって、
わたしに数々の出会いをもたらした書店だった。

愛する場所が、ふいに消えている、そんなことの繰り返し。
いつもある、いつも待っていてくれると思ったら大間違い。
何もかも。

ショックで自転車でふらふらしていたら道を間違えて、
桜の名所で有名な公園に出る。
すでに開花を迎えている木もちらほらで、
また春が来ることをうれしく思う。

家に辿り着いたら、
自転車の音を聞きつけて必ず玄関までお迎えにくる愛猫の、
変わらぬお迎え。

変わらないことの愛しさに守られ。
変えることで人生を楽しむ勇気を喪わず、
また先に行こうと思う午後。

▶楽屋迷路の夢

午前中からワークショップ。
帰宅して確定申告。
一日を完遂して白猫と親しむ時間。

午後、一時間の仮眠をとった。
夢を見た。
いくつもの懐かしい劇場の楽屋がワンフロアにおさまった、
迷路のような巨大な楽屋。
一部屋一部屋に、色濃い記憶をくすぐられる。
のれんだったり、花の匂いだったり、賑やかな話し声だったり。
親しい俳優、すでに鬼籍に入った方たち、
様々な人に会う。

なぜかわたしにも自分の楽屋があって、
うたた寝をして起きたら、もう楽屋迷路は真っ暗。
追われるように廊下をさまよっていたら、
煌々と電気のついている楽屋があった。
中をのぞくこともできず、
のれんの前で立ちすくんでいるところで目が覚めた。
あれは、どなたの楽屋だったんだろう?
中には、誰がいたのだろう?

たった一時間の眠りなのに、
長い演劇人生を一気に回顧したような気持ちになった。

2017年3月 5日 (日)

▶COL終演

「Color of Life」終演。
わたしは、自分の作品に出てくれた俳優、そしてその役が愛されることが、
何より嬉しい人です。
登場人物の和也とレイチェル、上口耕平とAKANE LIVが、こんなにも愛されて、最高に幸せ。
千穐楽。
鳴り止まない拍手を、伊藤靖浩さんと一緒に客席で満身に感じました。そして、出演者二人を一緒に讃えました。

演出家としてこだわり抜いた、「時」の演出。
七色の喜びと、それを封じ込めた、白。
また染めるため、また染まるための白。
これを実現してくれたスタッフに、心から感謝します。
美しいということの喜びと癒やしを、実現してくれてありがとう。

2013年のNY公演は、たくさんの方の支援に助けられました。
改めて、スタートのサポートをしてくださった方々に感謝。
2016年の日本初演は、たくさんのスタッフ、大切な四人の俳優との出会いの喜びでした。様々な評価は、作品を純粋に愛してくれるチーム力の賜でした。

そして、2017年、今回の再演は、再演ではありませんでした。
2013年から2016年の思いを土台にして、新しく出会い直しました。
そのことに、観客の皆様も言及してくれる、幸せな公演になりました。
自分の作品が愛されるって、なんて幸せなことだろう。
もちろん、初演以来の辛辣な意見も頂きましたが、
それは、またこの作品が生まれ変わるための糧です。

書き切れない思いを胸に、
明日から、新しい作品の準備に入ります。

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「Color of Life」2017

和也:上口耕平
Rachel :AKANE LIV

脚本・作詞・演出:石丸さち子
音楽:伊藤靖浩
美術:伊藤保恵
劇中絵画:伊藤由華
振付:前田清実
照明:山口明子(シアターカンパニー)
音響:大野美由紀
ヘアメイク:野澤幸雄(studioAD)
衣裳:Kazu(WSC)
演出助手:矢本翼子
舞台監督:井関景太(るうと工房)
宣伝美術:加藤幹也
宣伝写真:河合克成(125inc.)
WEB制作:永井純
票券:水戸信(東京音協)、早藤典子(東京音協)
制作:今井爽歩
制作管理:徳弘健太郎(綜合舞台)
アシスタントプロデューサー:高橋彩乃/麻場優美
プロデューサー:高屋潤子/永田悦久
協力:田辺エージェンシー
企画:ヴォイス オブ ジャパン
主催・製作:キティエンターテインメント

2017年3月 4日 (土)

▶喜びの一日

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マチソワ、二通りの色。
上口耕平+AKANE LIV、彼らの今の最高の、二色。
ソワレに、日本初演立ち上げの大切なもう一組。
鈴木勝吾とはねゆりが来てくれて、説明できない、喜び。
出会いの芝居を作って、素晴らしい出会いを得た。

今日はNY公演の舞台監督白石良高も来てくれて、
思い出話、たくさん。

伊藤氏と正月から飲んで、新年の抱負を語り合って、
「NYでオリジナルミュージカルを作りたい!どうせやるなら、それで賞とか取りたい!」と話して、
わたしがググってMidtown International Theatre Festivalを見つけて、3週間後に参加団体審査募集締切がある!と見つけた日から、
長い長い時間が流れた。

「Color of Life」はこれからどこに行くのだろう?

今日の客席にも、大切な知人がたくさん。

マチネ公演後駆けつけてくれた瞳子さん。
27年前に一緒にスペイン公演に行った川嶋。それも家族四人で。
NYで「Fantastics」を買った時以来の感動、と言ってくれた、
最高に敬愛するプロデューサー、中根さん。

この一日の喜びを、明日の糧に。

耕平君とAKANEさんが、よき休息をとっていますようにと祈りつつ、明日のために、わたしもやすもう。

2017年3月 3日 (金)

▶COL二日目

「Color of Life」二日目。二回目。
様々な感想をいただき、演出家はいろいろなことを考えている。
考えた上で創った作品なので、それで何かが変わったりはしない。
でも、どう受け止められたか知ることは、次の新作、次の再演に、きっと生きてくる。
率直に感想を伝えて頂けるのは、本当にありがたい。
明日も、俳優とスタッフと、しっかりフィードバックしてコミュニケーションをとって、マチソワに臨む。

ひとつ前のポストに寄せてくれた、岡田浩暉さんと、前田清実さんのコメントが嬉しい。
評判の良さが伝わるのか、うれしいことに、当日券で来てくれる方が増えて、明日のマチソワは残席わずかだ。

明日の夜は、初演をともに創ったもう二人、鈴木勝吾とはねゆりが観て、トークショーに出てくれる。
本番とともに、彼らとともにこの舞台を客席から観ることが、楽しみでならない。

2017年3月 2日 (木)

▶永遠の一瞬

演出家は言葉で仕事をする者なので、
時折、自分の饒舌に厭気がさす。
でも、そこから美しいものが生まれるのなら、
言葉を尽くそう、と思う。

「Color of Life」を観劇してくださった仏文学の先生が、
ジャック・プレヴェールの詩「永遠の一瞬」を思いだしたと連絡をくださった。
そんな感想を得ただけでも、この饒舌で滑稽な人生も、無駄ではないと思える。

▶COL初日

「Color of Life」初日。
何もないところに、ひとつの作品を生み出すことの喜びが、一気に押し寄せる。
観客に愛されること、それがすべて。
そして、心と体丸ごとで作品を体現してくれる、
上口耕平&AKANE LIV、この二人が賛辞を受けるのが、
わたしは本当にうれしい。

最高の誠意と集中力で稽古を重ねてくれた二人が、
なんとも、なんとも、美しい。
そう。この舞台。
人間の出会いが美しいと言われます。
真っ白なキャンバスに生まれていく色が美しいと、言われます。
劇場に流れる、変幻自在の「時」を是非体験してほしい。

この「出会い」と「時間」の芝居のために力を結集してくれたスタッフに感謝。ぎりぎりまで続いた稽古、テクリハ。
緊張の開演でしたが、終演後には皆笑顔でした。
大ベテランから、働き盛りから、新人まで、総力でここまで来ました。
明日から3日間、5公演という、あっという間の夢。

初日の観客席には、この先の舞台でご一緒する方もたくさん。
新しい友達も、長い長い友達もいて……。
胸がいっぱい。

開幕の緊張に続き、作品が愛されたことに、興奮しすぎて、
アフタートークで知性の欠片もない、情けない演出家。
反省して明日はしゃんとしよう。


2017年3月 1日 (水)

▶COL舞台稽古

「Color of Life」舞台稽古。
もうとても再演とは呼べない細かい調整がぎりぎりまで。
内々の通しだったが、初演も観てくださった信頼する大好きな人が、
「初演の300倍いい!」と言ってくださった。
勇気1000倍。
今日の通しを経て、明日も初日開演まで、
たくさんの調整、
ひとつの大きな新しい試みを抱えているけれど、
きっとすべてうまくいく。
この作品は、後退しない。いつも前進。
今、この時出会っている人たち、環境と、
すべてに率直に真っ直ぐ、演出する。
今、この時の選択・本能の決断が、とっても大事な作品。

明日初日。
演出家が、毎日のように「観てください!」って書くのは格好悪いと思われる向きもあるかもしれませんが、
わたしは全くそう思わない。

この作品をNYで産んだ時も、どうやってNYで集客するんだ!?って、毎日考えて、知り合いに相談して、人が集まるところに行ってチラシを配って、夜な夜なネットで情報拡散して…………必死でした。
そこから始まってる。
ひとつひとつが手作りで、
ひとつひとつが「今、この時」の精一杯だった。
その先にある、今。
あの時は想像しなかった、今。

明日(もう今日だ!)、初日。
博品館劇場にて、19時開演。

当日券をご用意して、お待ちしております。

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