▶楽屋迷路の夢
午前中からワークショップ。
帰宅して確定申告。
一日を完遂して白猫と親しむ時間。
午後、一時間の仮眠をとった。
夢を見た。
いくつもの懐かしい劇場の楽屋がワンフロアにおさまった、
迷路のような巨大な楽屋。
一部屋一部屋に、色濃い記憶をくすぐられる。
のれんだったり、花の匂いだったり、賑やかな話し声だったり。
親しい俳優、すでに鬼籍に入った方たち、
様々な人に会う。
なぜかわたしにも自分の楽屋があって、
うたた寝をして起きたら、もう楽屋迷路は真っ暗。
追われるように廊下をさまよっていたら、
煌々と電気のついている楽屋があった。
中をのぞくこともできず、
のれんの前で立ちすくんでいるところで目が覚めた。
あれは、どなたの楽屋だったんだろう?
中には、誰がいたのだろう?
たった一時間の眠りなのに、
長い演劇人生を一気に回顧したような気持ちになった。
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